アンノウンのレビュー・感想・評価
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設定はいい。
最初の交通事故で記憶が曖昧になって、なぜか妻が自分のこと覚えてないっていう設定はいい。というか、かなりいい。
前半すっごく面白くてどういうことなのか全然分からなかった。予想をするのも楽しい。でも奥さんと美術館で会ったシーン。あそこで、あっ本当は知ってるのねって感じ。そしてなんとなくスパイ的な感じなのかなっていうのが予想できた。
予想と少し違って殺し屋だったけれど、もっと大きい落ちがあるのかと期待しすぎた。あと爆発を起こす理由も雑っていうかインパクトがあんまりない。
キャスティングはリーアムニーソン以外はどうでもいいかなって感じ。アクションシーンはカーアクションがほとんどで、普通のところはうーん。物足りなかった。頭は覚えてなくても体は覚えているなら、もう少し前から強くなっても良かったんじゃないかな。途中ちょっと弱すぎた。
うん
やっぱりリーアム・ニーソンがかっこいいなって映画
個人的にカーチェイスのシーンがすき
一般人容赦なく巻き込んだハチャメチャな感じとかね
最後もうちょいわかりやすいハッピーエンドだったらなお好みだったかな
面白い。
序盤から観客に謎を与え興奮させ後半にすごいどんでん返しを用意している。アクションよりもミステリというべきだね。オチは主人公が殺し屋の一人だったというわけだが前半にいろんな伏線が隠れておりとても見応えがあるね。
大事なのは今、なにをするか
事故に遭い記憶に障害が起きる主人公。少しずつ思い出すことができた自分の居場所には、身元が証明できる物や情報を持つ別の人間がいて、愛する妻にさえ「知らない」という怪訝な眼差しを投げられるという…自分が知る世界が無い状況は、信じられないし受け入れたくもない。そして『アンノウン』というタイトルが頭の中にパッと浮かびぴったりはまった感にドキドキ興奮して気持ちが良かったです。冒頭からとてもワクワクさせて貰いました。
この記憶障害と、自らが創作した筋書き+キャラクターという設定がうまい。都合がいいっちゃいいような気もするけど、医者の説明の通りなのだろうと納得がいく。
「こういうこと?」「え?どういうこと?」と二転三転考えさせられ(ストーリー自体はもちろん一本筋が通ってます)良い意味で翻弄されて楽しい。
知りたいと思うこと、けれど追い求めた先の真実を知るのは良いことなのか、知らない方が幸せな事もある、されど知る権利、その時自分が取る行動とは?…度重なるメッセージにアクション、ぞくぞくしました。
映画は、追及し自分を取り戻し、真実を知りガッカリするも悪に立ち向かうというエンドなので格好よく清々しいです。
ラストに偽造をして新しいパートナーと新しい人生をスタートさせるのだけど、偽造するという行為に「あれ?正義の人になったんじゃ…」と疑問が浮かんでしまいました、が!どんな自分でいたいかという芯をしっかり持った二人なら大丈夫だろうという安心のような信頼を持てたので、観る者へ解釈を投げた曖昧な終わり方も良かったです。その後を自由に想像できるし、もっと見たくなる!
登場人物のそれぞれが格好いいですね。
殺し屋集団の物語も見たくなりました。発足の始まりや、リーアムニーソン演じる人物がなぜその集団にいるのか経緯など、またその仕事っぷりとか。リズとの相方っぷりとか。
事前に替え玉の準備(写真をとる)をしていた所が分からなかった。保険的な事?
なにはともあれ、そんな疑問は些細なこと。楽しめます。とても面白かったです!興奮!
謎解きと活劇で緊張感が途切れない
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:85点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
事故後の突然の変化に、何がなんだかわからなくなる。特に今まで長年過ごしてきた愛する妻の「あなた誰?」的なあまりの態度の豹変振りには、主人公が狂っているのだろうか、それとも妻はそっくりさんに入れ替わっているのだろうかとか色々と可能性を想像してしまって、それだけでも謎解きに引き込まれた。そのような謎を、やや強引とはいえしっかりと整合性をつけてきてきたのにも納得。
気に入ったのは冷徹で真剣な演出。登場する殺し屋は無駄な会話も動きもせずに、感情も表さずに迅速に仕事を進めてくる。その訓練された職業意識に基づく行動が恐怖と緊張をもたらし、一体主人公は何に巻き込まれてどんな組織に狙われているのだろうかという疑念と興味も湧いてくる。生命の危険を感じる中での主人公の謎解きへの奔走に、観ていてこちらも常に緊張感を途切れることなく持った。そして主人公と殺し屋に加えて、タクシー運転手のジーナとその友人のアフリカ人・旧東ドイツの秘密警察の探偵が存在感を見せていた。
主人公が殺し屋組織の一員で一流どころなのだったら、頭では忘れていても体がそのことを覚えているのだと思うのだが、車の運転以外ではあまりそのような部分が出てこないのはどうなのかなと思った。特に格闘はもっといいところを見せて欲しい。無意識に相手のことを観察し警戒し格闘もしてしまう「ボーン・アイデンティティー」のほうがこの部分では自然だったし上だった。記憶を失ったというのをどう解釈して設定にしていくかというところで、個人の行動上の甘さというか制作側のご都合主義が出ている。彼の記憶が混乱するところでも、かつての自分が出てこなくて、長いことやってきた殺し屋ではなく、教授としての新しい人格が生まれてしまって普通にその人格でいるのにも不自然に感じた。
違う方向性も見たい
最近NHKBSシネマで放送。視聴途中から、以前見た記憶が蘇ったのですが、中盤以降が全く思い出せない好都合な馬鹿な記憶力に、再び面白く見れました。
多分、記憶していても面白く見られる作品です。
NHKBS見終わって、主人公も奥さんも、本物の学者と奥さんのバージョンを見てみたくなりましたね。
面白い
事故にあって記憶喪失に。
そしたら、自分の偽物があらわれた。
自分の妻にまで無視され、
命も狙われ、
自分は一体何者なのか?!
徐々に真相は明らかに。
なるほど〜って感じで面白かった。
だれが、味方で敵なのか
掘り出し物のアクション&サスペンス映画
手に汗握るアクションの連続。
意表をつくストーリ展開。
全然聞いたことのない映画(失礼。)でしたが、これは掘り出し物だった。
しかし主役のリーアム・ニーソンは「96時間」の印象が強くただ逃げるだけの
弱い一般市民役には違和感があったが、、、。!!
※ユルゲン役はどっかで観たことあるなあ、と思っていたら
Youtubeの「相当閣下シリーズ」で有名なブルーノ・ガンツだった!
もったいない
面白さが失速しました。
公開時のCMは面白そうだった記憶があります。
劇場で見ようかと迷いましたが、行かずに正解でした。
前半と後半との盛り上がりの差が激しく、凡作に留まってしまった感覚です。
まず役者陣の演技は、とっても良かったです。
ダイアン・クルーガーがとにかく上手い。
見終わった後、直ぐに二回目の鑑賞をすると特に分かります。
こんなに魅せてくれる女優だとは気づきませんでした。
リーアム・ニーソンも渋いです。
年を重ねる程に味が出て来ました…って、調べてみたら、このお方すでに還暦を過ぎているではありませんか。
それでいて、エネルギッシュなこのオーラは、スターゆえの代物でしょうか。
凄いです。
物語も、王道サスペンスながら、前半は先が読めない展開でハラハラさせてくれます。
では、何が後半を失速に足らしめたかと言うと、ネタばらししてからのガッカリ感です。
「またそのオチか」という、使い古された手法でのガッカリ感ではなく、「それでよく言えたもんだな」と、呆気に取られたものでした。
その為、その後に繰り広げられる事柄が、何だか滑稽に見えてしまいました。
詳しくはネタバレになるので言いませんが、多くの人が同じ事を考えてツッコミを入れたと思います。
後半を上手く納得させる整合性があれば、結構な名作になり得たのではと思えて悔やまれます。
正統なサスペンスがお好きな方にオススメです。
このオチは、アリ!
学会の発表で妻とベルリンを訪れたマーティン。
突然事故に遭い、昏睡状態になるが、奇跡的に一命を取り留め、妻と再会する。
が、妻はマーティンの事を知らず、見知らぬ男が自分を名乗っていた…。
実に興味を引くサスペンス。
だが、ご注意を。
以前似たような設定の「フォーガットン」が、まるで“○ーファイル”みたいなオチで裏切られた事があった。
今作はそうはならず、謎が謎を呼ぶサスペンスのまま、物語は進行していくか…?
このオチは、“アリ”だ。
断片的に散りばめられた意味深な過去の記憶も、何故単なる博士があんなスペシャリスト並みの運転センスを持っているのかも、合点がいく。
少々強引でご都合主義もあるものの、グイグイ見せる展開力があった。
遅咲きのアクションスター、リーアム・ニーソンが魅せるアクションには、元々定評ある演技力と貫禄も加味され、一際見応えある。
ブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラ、2人の名優が対峙するシーンは、最高の緊張感溢れ、贅沢なハイライトだ。
エンターテイメントとして無難に楽しめたが、ラストがちょっと頂けない。
陰謀を阻止し、協力してくれたヒロインと新たな人生を歩み出す…というハッピーエンドだが、マーティン(と呼んでイイのかな?)の正体は○○者。
正義に目覚め、陰謀を阻止したくらいで過去の罪は償い切れない。
せめて、自首したというラストだったら、もっと好感持てたのに。
よくある記憶喪失ネタ…かと思ったら
開始30分くらいはどーせアリネタだろうなぁと思いながらも安心してみることができますが
その後突如話が展開していき、本当に先がわからなくなります。
これどうオチつけるつもりだ…とか思っていたら
なんだかんだですごくきれいに着地してくれた気がします。
途中少々強引な流れはあるものの
謎の展開、終わり方、見事に楽しめる事ができました。
良い驚きがあるお話です。
リーアム・ニーソンもお年なので、アクション控えめながら
かっこいい立ち振る舞いはいまだ健在って感じです。
娯楽作ながら、脚本が秀逸!
途中相当無理がある話なんだろうなと観ていたが、どうしてどうして最後まで観て納得した。うまい。設定が生きている。そんなこともありかと思わせてくれた。リズの立場が最後までよくわからなかったが、そういうことか。難しい役だったと思う。内容も現代的な話で、動機の部分もそうだったのかと感心させられた。配役も豪華で見応えがあった。特にブルーノ・ガンツ。渋かった。かっこよかった。観終わった後、何かが心に残るわけじゃないし、考えさせられる作品でもないけど、サスペンスとしておもしろかった。
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