劇場公開日 2013年1月19日

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東京家族のレビュー・感想・評価

全90件中、41~60件目を表示

3.0確かに現代っぽい

2014年11月24日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

上京してきた両親を東京に住む子供たちが迎えるっていうよくある光景を現代版でアレンジした作品。

普通、せっかく田舎から両親が来てくれたから家族皆で集まってもてなすっていうイメージだけど、映画では仕事で忙しい子供たちが東京に来て何もする事が無い両親を持て余すって言うような内容になってる。

もうちょっとちゃんと両親もてなすだろって思うところもあるが、登場人物の心情等結構リアルに描かれてて多分実際両親が上京してきたらこういう感じになるのかなって言う風に思わせて、今の仕事で忙殺される東京の人だったり家族の絆が希薄になっている現代を上手く描いている作品だなと感じる。

個人的にも今の東京の人は皆忙しすぎるし、常に努力して向上していかないとっていう状況にあってあまり余裕がなく、もっとゆったりした生活も必要なんじゃないかって感じてるので、今の自分に微妙にマッチした作品だった。面白いかって言われるとそこまで面白い作品ではないけど、胸には響く作品。

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けいすけ

4.0他人事だはない

2014年7月13日
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悲しい

単純

難しい

年老いた親との関係は現代の社会問題。
自分と両親に置き換えて考えると不安になる。
現実的だからこそ淡々としている。
鑑賞後にしっかりしなくては。とも思うし親孝行しとかなくては。とも思いました。

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ℙanℙiuro☻

4.0妻夫木くんの演技がすき

2014年3月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

うまいとか下手とかわからないけど、自分は妻夫木くんの映画の演技が好きだと言う事に気づく。
彼がご飯を食べたり、泣いたりすることが、とてもすんなり心に入ってくる。
大げさじゃない日常がはまる役者さん。

そして蒼井優にしかはまらない役。
紀子さんの喋り方はこの歳では浮いてしまうような言葉づかいですが、指先まできれいに演じきっている気がします。

自分は田舎育ちなため、このはなしの感覚的な部分がすごくよく分かるので、自分の家族の祖母の視点から息子、娘を見てみたりして、感動が倍増。

最後のお父さんと紀子さんのシーンが今までじんわり感じてたものがブワーっと涙になるのです。

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スタッシェル

5.0親の心、子知らず(○´∀`○)

2014年2月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

幸せ

よかった。台詞一つ一つが丁寧に作られていて、引き込まれていく。人間の生きるということがどんなに当たり前で、また、死ぬということが普通に訪れるということがよくわかった。素晴らしいファミリー映画でした。

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チャリンカーベル

4.0優しさと忙しさ

2014年2月16日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

幸せ

お母さんがとても優しくて、素敵だった。
息子たちは、みんな東京の生活が忙しくて、心に余裕がない感じ。両親に対しては、冷たい対応。観てて切なくなる。
そんな中で、三男の妻夫木君、あおい優のカップルは、まだ心にゆとりがあるのか、お母さんに対する思いやりが垣間見える。
心を亡くすと書いて、忙。みんな本当は優しくて、根はいい人なんだろうけどね。
忙しいなかで心を失わず、優しくありたいよね、と思えた作品。

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とっしー

3.5小津より泣ける感が多かった。

2014年2月2日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

幸せ

小津安二郎の東京物語のオマージュというのに観賞してから知った。

確かに最初は現代が舞台なのに、やけに話し方が小津映画っぽいなと違和感があった。
徐々にそれには慣れてきたけど、それが打ち解け出したのが妻夫木が出てきたくらいかな。
妻夫木と蒼井優のエピソードが入っていたのがよかった。

お母さんも、亡くなる前夜に蒼井優に会えて幸せだっただろうな。
端的に感想を言うと、やっぱり家族っていいよね、と思わせられる。
やっぱりいいんだよ。

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matsumo

3.5親孝行の基準って!?

2014年1月28日
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鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

楽しい

この映画を見てもしかしたら俺って結構親孝行なんじゃないか!?と感じました。なんて冷たい子供たち何だろうと思う反面、その気持ちもよくわかる。そして親の気持ちも…その家族、家族にそれぞれの関係があるので否定も肯定もできないか(*^^*)

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もん吉

3.0せつない

2014年1月27日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

難しい

こんな素敵な老夫婦なのに、子供らが冷たすぎで切なくなった。だけど、東京と違って島に住む親戚や近所の人達の思いやりと優しさには、なんだか感動。やっぱり田舎はいい。

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ayataro

4.0邦画の良さが出てます。

2014年1月26日
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泣ける

楽しい

テレビでの放映で観ました。つい自分の家族と照り会わせて観てしまった。キャストはみんな名演技でした。特に橋爪さんの演技は最高でした。ちなみに蒼井優が演じた女性が出来すぎで実際にこんな女性はいるのだろうか?(笑)

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エイジ

4.0名作と震災

2013年12月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

単純

寝られる

この映画の元となっている小津安二郎監督の60年前の作品は世界中の映画人に愛される。なぜだろう。この答えを探しつつ鑑賞した。低いアングルからの画像。何気なくびっしり何か様々な生活道具。家族はいつかチリジリバラバラとなるのを予期させる身勝手な個々の言動。東京と瀬戸内海では明らかに異なる時間の流れ。山田監督やカメラマンたちはその何気ない風景などを音とともに静かにしかもシッカリ撮影し記録している。結果、人間の壊れやすい体質が暴露される。例えば老父、息子、娘や親族たちも全てが不完全な性格を宿したまま平然と生きている。老母のありがとうの言葉は相変わらず響きが美しいが。 ところで、老母の突然の死は東日本大震災の悲劇に直面しなければならない私たちに突きつけられる刃のごとし。家族は死を上手く引き受けることが出来ない。震災以後は絶望でなく「希望」が大切なことも再度痛感しました。

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ヤマザマン

4.0考えさせられる・・・

2013年11月20日
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鑑賞方法:映画館

知的

山田洋次監督からのメッセージがたくさん入ってる作品。家族や大切な人、人との関わりの有り様が変わってきてる現代社会に問いかけてくる作品。みんな自分のことで一杯一杯で、気持ちや時間のゆとりが無くなってきて、利己主義的な考えに世の中がなっていくことの警告でもあると思った。

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ノキア

3.0今の若者への期待

2013年11月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

東京物語を見た時は哀しさと悔しさがこみ上げてきたが、この作品では老夫婦への感情は湧いてこない。
二人の若者が、この「物語」のキーになってるからだろう。
それは山田洋次監督が込めたメッセージ。
現代の若者への期待じゃないだろうか。

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ともきち

4.5いい話

2013年10月19日
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泣ける

楽しい

幸せ

ほんとはこういう正統派な映画も月一くらいで観たい。笑って泣いて誰かを想ったりできる映画のチカラを感じました。

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comicshibuichi

2.0なんか・・・

2013年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

山田「的」小津は、蒼井優の「口元」。あとは、「小津」でしかない。後半部分にこそ、山田「的」小津の「肝」があってよいのだが。

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Macfan0102

3.5胸に迫る

2013年8月25日
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泣ける

評判のいい邦画「東京家族」を妻と観た。お気に入りのシアターである「TOHOシネマズ上大岡」で。老いた親の心情、東京で生活基盤を築いた子供の事情が交錯して、なかなか胸に迫るものがあった。

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吉衛門

3.5こうして空でも眺めてるしかなかろうが・・

2013年8月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

幸せ

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shimo

3.5小津調と山田洋次調のコラボ

2013年7月25日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

 本作は小津安二郎監督の「東京物語」が元になっています。山田洋次監督は小津監督への敬愛の念をこめてカメラを取ったと発言していますから、小津調として有名なあのカメラワークとあの特殊な映像空間をそれなりに継承することが求められていたように思います。となると、小津映画に思い入れのある観客の目は厳しくなってしまうのですが、山田洋次監督は大部分、その問題はクリアできていると私は判断しました。

 小津調の最も分かりやすいポイントが、フィックス・ショットです。これはカメラを動かさずに対象物を撮る手法で、誰しもが使っている撮影手法ではありますが、小津の場合はこの撮り方のみに拘泥し、移動ショットが全くありません。そこが彼独特の撮り方なのです。小津調に関してはそれで学問になってしまうぐらい議論されているので、関心のある方は例えば、「監督 小津安二郎 (著 蓮實 重彦 ちくま学芸文庫) 」などを参照されることをお勧め致します。

 本編の大筋は原作と変わりません。時代が戦後から現代に置き換えられていること以外に、老夫婦の外泊先が熱海から横浜になっている点など、これらも今風に調整されているだけで私は問題ないと考えています。小津調の継承については、フィックス・ショットのみで構成されているので基本的には問題ありません(例外として3箇所ほど無駄な?移動ショットがありますが)。しかし、小津映画において男の世界とされる住居の1階部分と、女の空間とされる2階を接続している「階段」が滅多に撮られなかったのに、本作では安易に映ってしまっているのが個人的には(小津調を考えると)残念でした。

 しかし、小津調を遵守することのみに気を遣って、山田洋次監督らしくない作品になってしまうのは本末転倒です。監督はその辺りの舵取りがしっかりしていて、上手に現代の観客の嗜好に合わせた映画に仕上がっていると思います。

 最後になってしまいましたが、この映画は小津映画が分かっていることを前提に作られた映画ではないように思われます。つまり、小津映画を見たことがない人でも十分に楽しめるようになっているのです。そして、小津調を知っている人にとっても、山田洋次監督の小津調へのオマージュが感じ取れるようにもなっています。色々と書いてしまいましたが、個人的には老若男女問わず、構えずに観て欲しい映画です。

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アリアス元大統領

2.0どちらでもいい作品、見ても見なくても

2013年3月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

2月22日、楽天地シネマで鑑賞。

山田洋二監督が、この現代に、小津調の映画をどんな形で残そうというのか。

結果的には、すべてが予定調和的で、それ以上のものはない。
「東京物語」というほぼ永遠に残る作品がある以上、本作がそれに近づこうとしてもまったく及ばないのは明明白白。

もちろん、それなりの完成度がある作品なので、見て損する、とは言わない。
しかし、見ても見なくてもいい作品であることは間違いない。
そのどちらでもある、という意味では、わざわざ見るほどのものではない。よって、評価は上記のとおり。

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町谷東光

4.0笠智衆さんの偉大さを、あらためて思い知りました。

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

「東京物語」は見ていますが、あまり好きではなく、特に思い入れもありません。

この映画の内容については特に比べる気はないし、個人的にはそれなりにいい映画だと思いました。

でもキャストは比べてみたくなりました。

笠智衆→橋爪功、原節子→蒼井優、戦死した息子→フリーターのような人 妻夫木聡。

この配役を見ていたら、悪いとは言わないけど、それなりになるのはしょうがないような気がした。

特に笠智衆さんのところ。自分の中では「東京物語」というか、小津監督の作品イコール笠智衆さんのイメージになってしまっている。

小津監督の演出もすごかったのかもしれないけど、笠智衆さんの存在感もすごく大きい。

何もないし、何もしない、それではダメのような気がするけど、なぜか一番大きい存在になっている。

山田監督の作品で、一番好きな映画は「家族」だけどそれにも出演していて、一番大きい存在だった。

「寅さん」にも出演していたけど、御前様のいない「寅さん」は考えられない。

関係ないけど、今年は初詣に葛飾柴又の帝釈天に行って、寅さん記念館と山田洋次ミュージアムにも行ってきました。

山田洋次ミュージアムに「東京家族」のコーナーがあって、ワンシーンだけだけど、オリジナルのラストシーンとこの映画のラストシーンを比べる展示があった。

そっくりなのだけれど、やっぱり笠智衆さんの写っているオリジナルの方が明らかにいい。

笠智衆さんの偉大さをあらためて思い知りました。

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Push6700

2.0この作品を観る人も観た人も、『東京物語』をレンタルしてください。

2013年3月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

最後の最後に「この作品を小津安二郎に捧げる」というようなクレジットが入ったけど、どうかなぁと思った。

この作品「東京物語」(1953年・松竹)の不完全なリメイク版なのだが、それでいて146分破綻なく観せきらせてしまうのが凄い。職人技だ。

この時期に公開するというなら3.11を風化させない為にも、二男昌次は津波で行方不明という設定にしたらどうだったろうか?(『東京物語』では戦後8年未帰還兵という設定)

その妻紀子の心の葛藤と義父母への愛情を描けば、たとえリメイクとしても作品としての完成度は高まったはずだ。原節子と蒼井優の「紀子」の比較も味わいたかった。

『東京物語』のラストに近いシーンで義父(笠智衆)が紀子に
「言わば他人のあんたが、わしらに一番ようしてくれた」
というシーンが印象的だった。

ちなみに、『東京物語』は本作を観るための予習として7泊8日100円レンタルで初めて観た。5回観たけど、まだ小津信者じゃありません。

山田監督は結局自身の80作品(ギネス・レコード?)へのオマージュなりリスペクトを捧げたかったのではないかと勘ぐってみたくなる。

蒼井優フォロワーとしては、出番は少ないし肌のコンディションも悪かったりして残念。でも、妻夫木聡をようやく見つけたのでフォロワーになってみようかな。

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シコヲ