劇場公開日 2011年1月8日

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「観たかった度△鑑賞後の満足度◎ これは『シェルブールの雨傘』へのフランソワ・オゾンのオマージュ。そしてカトリーヌ・ドヌーブへの賛歌、女性への賛歌。」しあわせの雨傘 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0観たかった度△鑑賞後の満足度◎ これは『シェルブールの雨傘』へのフランソワ・オゾンのオマージュ。そしてカトリーヌ・ドヌーブへの賛歌、女性への賛歌。

2023年6月17日
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鑑賞方法:VOD

①ただいまフランソワ・オゾン監督作品を製作年の古い順で観ているので、順番が回ってきたので観ることにしただけだったのが、以外に楽しめてしまった。オゾンの演出力も上がっていると感じる。
②如何にも政治好きなフランス人を皮肉ったようにも思えるブルジョア(経営者)と労働者との対立を背景に、一専業主婦が女性議員になるまでのドタバタを描いたコメディ。
③本格的に映画を観始めた10代中頃、年代にすれば1970年代半ば、カトリーヌ・ドヌーブといえば世界の映画界を代表する美人女優で憂いのある風情の役が多かったし、そういうイメージでみていたのに、最近は中年になってからの彼女の映画をよく観ているので(こんなに息の長い女優人生を送るとは思わなかったが)、私の中では段々キレイなオバサン女優というイメージが出来つつある。(是枝裕和監督の『真実』では殆んどオバハンだったし。)
今は亡き橋本治さんは、私の愛読書でもある『虹のオルゴール』の中の、(『終電車』の)カトリーヌ・ドヌーブを取り上げた章で、“カトリーヌ・ドヌーブは優雅な美人女優とみなされているが、実はドタドタ歩くオバサンが似合う女優なのである”と書かれている。
正にそういう女優さんになってきているわけで、さすが橋本治さんだと思う。
④カトリーヌ・ドヌーブに(正確にはヒロインのスザンヌだが)若い頃はヤリマンだったという役をふるなんてオゾン監督にしか出来ない芸当だろう。(『昼顔』もある意味ヤリマンの話だったけど)。
『マンマ・ミーア』は舞台は本作より前に始まっていたが、映画はずっと後だし、メリル・ストリープがヤリマン役をやったのが“へぇ~”だったが、先輩がいたわけだ。

もーさん
2023年7月7日

観ました。女性の賛歌!
傘下?でしたね☆

美紅