劇場公開日 2011年8月20日

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「芦田愛菜の存在感」うさぎドロップ ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5芦田愛菜の存在感

2024年1月14日
PCから投稿

プラス要素
・芦田愛菜を子役として起用したこと
 子供らしい無邪気な表情も見ている方をほっこりさせるが、何と言っても悲し気、寂しげな表情はピカ一。主役の青年の迎えを待つ時の表情など、本当に子役のできる演技なのかと思ってしまう。

マイナス要素
・何度も出てくる主役の妄想(香梨奈とのシーン)
 数秒のシーンをちょっと挟むぐらいなら 御愛嬌なのだが、結構ガッツリ入る。
 しかも何度もしつこく挿入されるので嫌気が差す。この分の減点は大きい。
・突然いなくなる展開での不自然さ
 保育園から突然いなくなる場面は突っ込みどころだらけ
 まず、保育園から抜け出すのはまず不可能。外に出るのを見逃すはずない。
 本人はともかく、職場の者全員まで巻き込めるはずがない。
 反対に巻き込んだのなら警察に知らせないはずがない。
 わざと怪しそうな人物を登場させるのもあざとい。この展開全て噓っぽい。
・ついでに言うと、
 些細な事ですが、コンベヤ横で荷物をリレーする仕事など無い。
 変な仕事を創作しないでほしい。電動コンベアでなければ、勾配で流れるように
 しているはず。

芦田愛菜に救われた作品。
彼女の演技を見ると、子供の世話をして笑顔にしたくなる

ビン棒