劇場公開日 2011年8月20日

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「別物として観るとそれなり」うさぎドロップ 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0別物として観るとそれなり

2022年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

原作が好きで、またアニメ版が完璧すぎた事もありこちらの実写版はスルーしてました。が、この度勇気出して観てみる事に。
まず松山ケンイチにダイキチ感がないのが一番不安でしたね。
でも思いの外、別物として合っていた感じ。
それより、これまたりんとは別物として芦田愛菜が良かったです。
ベースの設定は同じですがオリジナルをミックスしていて、ちょいちょい入る妄想ターンは要らなかったのでは?
一番はコウキの母ちゃんが真逆すぎて、ただの元ヤン母ちゃんでびっくりwww
育児の面は演出が浅すぎて「ステップ」の方が遥かにリアリティがありました。
ただ、ダイキチとりんの心のふれあいはそれなりに感じる事もでき、描きたかった部分は出ていたと思います。
オリジナルが好きな為少し辛口になっているかもですが、別物として観るとそれなりだと思いますよ。
少なくとも松山ケンイチと芦田愛菜のコンビは良かったですね。
あと、ちょい役なのに綾野剛の存在感w
それとエンディングが同じなのははすごい嬉しかったですね。

白波