ラバーズ　覆う女のレビュー・感想・評価

　ラバースーツに身をくるむとなんともいえない快感に・・・弁当屋の昼食時にもゴム手袋をはずし忘れるほどの沙夜子だったが、ゴムなら何でもいいのだろうか。

　バクオンジャーなどという戦隊ヒーローを素材にして付き合うことになった二人。なんだかセックスを焦りすぎる感があるけど、そのあたりが逆に初々しかったりする。スレンダーでナイスバディのあいのちゃんはラバースーツを着ても脱いでもgood

性癖を少々拗らせた女と、それにしつこく絡む男。終始男がやかましいばかりで、特に感動もなく終わった。
分かり合うことの大切さみたいなテーマをやりたかったのだろうが、それ以前に木下の言動が気になりすぎて…こいつの生活を描いた方が面白いのでは？など思ったり。
GYAO!

“ゴムに萌えて、激しく悶える”
AVアイドル希志あいの主演作品。

戦隊ヒーローファンが高じて、ラバーフェチになってしまった女の子に希志あいの。
お弁当工場に勤める彼女の、新しい上司として赴任して来るのが山本浩司。
好きになった女の子が、変わった趣味の持ち主だけに翻弄される…って言うか、やりたくてもゴムが邪魔してなかなかやれないジレンマに、切れる男とゆう図式(笑)

AVアイドル希志あいのが主演だけに、当然の様に裸の場面も在るが、相対的にエロ描写はおとなしめ。寧ろフェチで有るラバー素材の服を常に身に纏っているだけに、裸の場面は少ないと言える。言えるのだが…これがまた貴方。逆にエロいんすよ旦那(笑)

映画本編としてはまあまあ面白い作品です。主演の1人が山本浩司だけに『童貞放浪記』と同様に、彼のキャラクターを考えたら男目線から行って満足な結果になる訳も無いんですがね(笑)

※１ でもね本編終了後にメイキング映像が上映されたんですが、これがもう最高。ゲラゲラ笑ってしまいました。店長素晴らしいわ〜♪
このメイキングだけ観たら星4っでも良いかな〜って。
店長絶賛の場面が度々映るんですが、もう一々コメントが素敵過ぎるわ(笑)

※２ ところで、主演の希志あいのちゃんですが、他の主演作品も観ているんですが。(勿論映画の方ね)全くこれまでは良さが出て無かったと思いますが。この作品での、人には言えないフェチな部分を抱え、絶えず悶々とさせている苦しさを漂わせる演技はなかなか良かったですね。ちょっとびっくりしました。単なるAV女優と、たかをくくっていたのを少し反省しました。今後も映画女優として期待しています。
ん？AVの方っすか…。いや嫌いでは無いですよ…はっきり言って大好きです(^^ゞ

※１ 是非この特典映像を見て、ゲラゲラ笑って欲しい。

※２ 真剣に、この年の賞レースに引っ掛からなかったのが不思議でならない。

(２０１０年7月14日ヒューマントラスト渋谷/シアター1)