劇場公開日 2010年6月19日

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「めちゃくちゃ良かった。」彼とわたしの漂流日記 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)

4.0めちゃくちゃ良かった。

2018年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

完全に見落としてました。
確か当時この作品が良いって聞いた事はあって、
題名を忘れてそのままになってたけど、
出会えて観れて本当に良かったと思う。

まずリアリティとフィクションのバランスが好み。
漂流して漢江の島にたどり着くのはリアリティがある、
そこでの生活もリアルで社会から見放された主人公が、
脱出したかったのに観光船から逃げてしまうのも
分かる気がする。
そして、それを見つけるヒロインの設定も
強引さがなくリアリティがある設定の上で
主人公を見つけるのも良かった。
なるほどなぁと唸るほどだったし、
自然な流れに話にグッと引き込まれた。

ジャージャー麺を届けるシーンは
そのバランスが崩れそうな危うさがあったけど、
それを口にしない主人公と希望を受け取るヒロインに
ギリギリのリアリティが保たれてて結果的に良かった。

コメディのバランスも良いし、
始まりとラストが半年後の同じ日というのも良かった。

自分のコンプレックスすらも忘れさせてヒロインを走らせる様に愛って偉大だなぁと思いました。

奥嶋ひろまさ