劇場公開日 2011年2月11日

「この映画は力石徹の物語ともいえる。」あしたのジョー aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5この映画は力石徹の物語ともいえる。

2011年2月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

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山下智久さんは赤いベレー帽をかぶって前髪をたらし、香川照之さんは眼帯に出っ歯の特殊メイクをして役になりきろうとがんばっていたが、伊勢谷友介さんはそのままで力石徹だった。
ボクシングシーンのためにプロのトレーナー梅津正彦氏が本格的に指導したという。
伊勢谷さんは体つきといい、身のこなしといいすぐにでもプロデビューできるのではないか。しかも力石の一番の見所の減量も実際に行い周囲を驚かせたいう。
原作でもジョーより力石の方が人気があったりして、この映画も力石徹の物語ともいえる。
昭和40年代の街並みなど、原作にかなり忠実に映像化されていた。よくいえばテンポよく、長い原作をまとめるので駆け足でストーリーを追ってる。
今回はボクシングシーンがメインとはいえ、力石と出会うまでのジョーの半端じゃない、ひねくれた悪童ぶりが描き足りず、少年院のところを端折りすぎた感あり。
ジョーと力石との男同士の確執と因縁(原作では葉子が絡むのですが)が初見の人にはうまく伝わらないと思う。
対立と決着、前後編としたら、もっとよかった。
のりちゃんの明るさを見られなかったところも残念。

aotokage