劇場公開日 2010年5月15日

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「『グリーン・ゾーン』の裏返しの映画か。」パリより愛をこめて aotokageさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0『グリーン・ゾーン』の裏返しの映画か。

2010年5月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

アメリカ大使秘書官兼務のCIA見習い諜報員リースは、ナンバープレートをすり替えたり、盗聴器を仕掛けたりと地味な任務ばかりの毎日にいつか特殊任務を任されることを夢見ていた。
アメリカからやって来た凄腕諜報員の相棒となったことで、巻き込まれるように修羅場を重ね、その夢は叶うのだが、同時に大事にしてきたものを失う。

パリを舞台に傍若無人な銃撃戦や過激なカーアクションが展開する。
白いアウディがカッコよく見えた。あの運転手は、リースより仕事ができる。

やさしい常識人と破天荒な相棒のコンビは、刑事ものなどで、よくあるが、スキンヘッドで小太りになったジョン・トラボルタが、あの歳で体を張って頑張ってる。

スパイものの敵役というと、少し前は軍事のソ連か経済の日本だったのが、最近は狂信のイスラムが取って代わった。
『グリーン・ゾーン』の裏返しの映画か。復讐の連鎖がまた続いていく。

aotokage