劇場公開日 2011年4月15日

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「ジャックの世界」ガリバー旅行記 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ジャックの世界

2011年1月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

やりたいことを全部やると、こんな映画なるんだと思います。 おそらく満足したのは ジャック・ブラック本人でしょう。。

ニューヨークの新聞に寄稿する旅行ライターで メール係の仕事をするレミュエル・ガリバー(ブラック)はひょんなことから 取材でカリブ海のバミューダ諸島に行くことに。 だが、その途上で巨大な竜巻に巻き込まれてしまう。 気がつくと浜辺に打ち上げられ、体長15cmほどの人間たちに 縛り上げられていた (作品情報より抜粋)。

ガリバーを演じたジャック・ブラック。 見た目も演技もコミカルな彼。 プレビューにあったスターウォーズのフィギュアで遊んでるシーンを、実写で(ジャック本人が)続けてみましたって内容は、かなり退屈。 ジャックは楽しかったと思います (そこは伝わりました)。 ロックミュージックにギター演奏だとか、一部のマニアックな人向けネタが多々あって 「ジャック、製作に関わったね…」って分かりやすいです。 そろそろ真面目にやらないと、ジョナ・ヒルにポジション奪われるぞ、って警告してあげたい。。

小さい人間の国のお姫様・メアリーを演じた エミリー・ブラント。 『サンシャイン・クリーニング』の演技が光ってた彼女。 最近はいろんな分野で力を試している?ようですが、ミュージカル調のしゃべりは 似合わないみたい。。 可愛いけど。 無理やりなイギリスなまりかと思ったら、イギリス出身らしいです。

メアリーに心を寄せるホラシオ役に ジェイソン・シーガル。 この人、カッコイイのか悪いのか(私の中で)区別がむずかしい人なのですが、今回はデカイけど小さい人間の役で、遠巻きに見ると ちょいイケてた、かも。 意外と若い30歳(マジ?!) 『寝とられ男のラブバカンス』での演技の方が 個人的に好きです。

あと、ガリバーの職場(部署)に配属される新人・ダンを演じた T・J・ミラー。 ゆる~い脇役キャラが多い彼。 この作品のほか、『ヒックとドラゴン』や 『アンストッパブル』にも出演してます。

普通サイズの人間が、小さい人間の国に行って…というストーリーで いろんな角度から見た物のサイズや、それに触れるときの感覚などを体験できるかと期待したのですが どうも“サイズが定まらない”感じが残りました。 なので3D上映もあるようですが、期待しないほうがいいかも。。 ジャック・ブラック・テイストが好きな方は 劇場で、その他の方は DVD待ちで*・☆。

Blue