劇場公開日 2010年7月17日

借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価

全141件中、101~120件目を表示

2.5うーん。。。

2010年8月9日
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鑑賞方法:映画館

知的

久しぶりのジブリ。
ご多分に漏れず、ジブリ作品はほぼ見続けているのですが。。。
今回も「あの感動をもう一度」って合い言葉とともに観てきました。

結果・・・
どーも中途半端感は否めませんでした(泣)
ゲドといい、ハウルといい。。。
むーん・・・

世界観と設定はいいのに、ストーリーがフラットで薄すぎる気がします。

小人からみた目線の高さとか、小人が人間の世界で暮らすという設定は好きなのですが、
残念ながらそれを十分に感じさせてくれるストーリーでは無い。

あとやっぱり「借りぐらし」じゃないし。

タイトルは「共存、共栄」ちっくなタイトルなのに、
劇中は「人間に見つかると滅びる小人」では、さすがに無理がある。

滅び行く種族、マイノリティの心の共有、喪失感の補完など、
話をじっくりじんわり読み込める設定が随所にちらばっている作品なだけに、
この仕上げについては残念きわまりない感じでした。

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sololo

4.0酷評が多かったので、期待せずに見に行きましたが・・・

2010年8月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

先日、時間が空いたので、いい年して劇場へ見に行きました。

前評判が高く、でも、酷評が多かったので時間がなければ
たぶん見に行かなかったのでは・・・と思います。

少々構えて見始めましたが、いつしか中盤以降は映画に引き込まれていました。
とりあえず、自分的にはいろいろ考えさせられることもありましたし、
やはり少し薄っぺらい印象も感じましたが、
それは見た人がそれぞれ考えれば良いことなので
詳しくは言わないでおきたいと思います。

ただ、すこしだけ・・・

この映画のクオリティでここまで酷評が多いことに少々疑問・・・

確かに物語的には”薄っぺらい”感がぬぐえませんし、
人物の描き方についても、過去のジブリ作品と比べて浅い気がしなくもない・・。

(原作を読んでいないので、原作ファンには怒られるのかもしれませんが・・)
でも、この物語はなにげな日常の中で起こった少し不思議な”おとぎ話”・・・
これ以上細かく描いてしまったら、せっかくの物語の”余韻”が無くなってしまう・・
そんな気がします。

この物語の続きは、見た人それぞれが”想像”すれば良いのではないでしょうか?

僕的には、この後主人公の少年”しょう”君の手術が成功し、大人になって、
”こびと”たちと”共存”できる”人間”社会の構築に尽力してくれるのでは・・・
と望んでやみません。

そしてこれから鑑賞する方々に希望することは、
もっと肩の力を抜いて、”先入観”無しで見て欲しい・・・
そして鑑賞後、物語の”余韻”をもっと素直に楽しんで欲しい・・

そんな作品でした。

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ユメオイビト

4.0ジブリらしい

2010年8月6日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

宮崎監督ではないですが、ジブリらしい作品でした。他のレビューをされている方も書かれていますが、話しの内容は?という感じですが、それもジブリらしさかな。きっとBDが出る頃には、印象も変わっているのでは。とりあえず、私は、アリエッティのかわいらしさでOKですね。

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バンロック

1.0内容の薄い作品

2010年8月5日
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鑑賞方法:映画館

映画館で見なくてもいい作品だと思いました。
人物の動きや演出、水滴の表現などはジブリらしさが出ていてとてもよかったと思います。
しかし、話しの内容がひどいために何を伝えたいのか、何を見せたいのかよくわからない作品に仕上がってます。

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ななしさん

3.5可もなく不可もなく。

2010年8月5日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

あまり、インパクトの強い内容ではありませんが、まあ、ジブリ作品としては、そんなもん、て言う感じでしょうか。樹木希林、キャラクターそのものな感じで良かったです。

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pekouran

4.0ピュア

2010年8月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

小人の大きさが基準なために音が通常より大きかったので、リアルな小人の世界が描けてると思います。見ていると自分も小人になった気分になったり…。世界観はとにかくリアルでした!アリエッティとしょうた(?)との交流もすごく印象的です。とてもピュアな交流でした。やっぱりジブリはいいです!!大好きです!!

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いかれ帽子屋

4.0気分はほんわか

2010年8月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

友達と公開日2日後に観に行きました。
流石はジブリで確かに絵は美しく、音楽も心地よかったです!

しかしその内容はというと非常に惜しいっ!!
あともう一歩で大人から子供まで楽しめるであろういい映画になると思うのですが、どこか何かが足りません・・・。

しかし志田未来さんら豪華声優陣の演技はなかなかのモノで、特に家政婦のハルさんを演じる樹木希林さんは秀逸でした!

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れん坊

3.5しみじみと、いい。

2010年8月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

幸せ

「借りぐらし」ってどういうことだろうと思っていましたが、
映画を見ると、「あぁ、そういうことか」と納得がいきます。
「借り」と「狩り」のイントネーションが区別されていたのも
興味深い点でした。

やはり特筆すべきは、自然がいかに美しく描かれているか…!
さすがジブリ。やはり映画館で見るべきだなぁと思わされます。
個人的には、コオロギが跳ねる音が、すごく的確な感じがして、
嬉しくなりました。音楽も素敵です。

突っ込みどころはいろいろありますが、
まぁ、そんなことは置いといて、心やさしくなれるような
しみじみと、いい、物語です。

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tomohiro5296

3.5借りパクのアリエッティ

2010年8月1日
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鑑賞方法:映画館

この映画を鑑賞して最初に思ったのが、

「借りてねぇwwww」

でした。

あとアリエッティさんは髪を結ばないほうがいいと思います。

結ぶと劣化します。

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ニートたろう

4.0この郷愁感は何だろう。

2010年8月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

心に沁みました~。本当、良かった良かった。
ラストにはウルウルしたし。ポニョ以来の素敵なジブリ体験でした。

いや実を云うと、ネットのレビューやら感想等が酷評に関しては徹底的に辛辣だったんで、少し身構えてました。自分的にも題材として、そこまで心惹かれるモノはなかったし。
だから鑑賞に臨む姿勢が、若干気持ち斜めってました。

うん、先入観はやっぱりよくないですねw
純粋に、ストレートに良かったです。
ストーリーも、小人という設定が特異だとしても、捻りがあったり急展開があったりということもなく、単純明快。子供でも分かるアッサリ味なお話。

それなのに、何でこんなに心に沁みてくるのか…

訴えかけてくる力量がハンパないんですよね。
兎に角、音の臨場感が凄い。セミの声やら台所の音、カラスの羽音、草花をそよがす風、川のせせらぎ。
あと観せ方も上手いです。小人視点からの人間界を見上げた景色。
自然や緑、草花が広がる風景も心落ち着く。

それをツマラナイと云ってしまえばそれまでなんだけど…
ジワジワと、本当ジワジワと来ます。
ノスタルジーが喚起されるって感じなんですかね?自分は好きな作品です。

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ロロ・トマシ

3.5この世の全ては借りもの

2010年7月30日
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鑑賞方法:映画館

ジブリ最新作。
宮崎駿が監督ではないけれど、良い意味でも悪い意味でもジブリの説教くささは健在。

小人の少女と、病気がちな少年のお話。
少女が顔を赤らめたりするシーンはなんだかいけない恋愛を見ているようでドキっときた。

小人の借り(もはや狩り)というのは、基本的には泥棒である。
だけど、人間が困らない範囲でこっそりちょこっと拝借するのである。
「まぁまぁ小さいことで騒ぐなよ」って雰囲気は、現代社会に通ずるものがあるかと。
だいたい人間は何につけても消費し過ぎだし、自分が損をしていると思うと躍起になる習性がある奇妙な生き物である。
小人から見たら、なおさらね。

「RENT」でも同じようなことを言ってるけれど、この世の全ては借りモノなのである。
人間だって地球から一時的に資源やら食料やらを借りているのである。
時間だって幸せだって愛情だって、借りものであって永久に所有することなど不可能なのである。
だからこそ人生に死が訪れる時、それら借りモノをいざ世界に返すのならば、その時がくるまでなるべく大切に扱いたいものである。

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ikuradon

4.5いいと思います

2010年7月30日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

ハウル以降の最近のジブリにしてはいい話だったなと思いました。
難しいと思いますが、小人の気分で観るとワクワクします。
昔のジブリほどとは言いません。
ただ最近のジブリにしては良い作品でした。
声の違和感は藤原竜也以外特に何も感じず、自分は許容範囲内(ジブリ限定)でした。

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リョウ

3.0どうなんでしょう?

2010年7月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

自然や生命の大切さを訴えるのは今までどおりのジブリ作品ですが、かなりせつない気持ちを抱かせる作品です。ほろびの美学のような概念は子供には難しいのでは・・・

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ぽんぽ

4.0切ない初恋のような。

2010年7月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

かなわぬ初恋のような・・・切ない気持ちになりました。
映像はとってもきれいだったけど、もののけ姫やラピュタのような迫力がないのは、軒下が舞台だからかな?

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むむむ

3.0穏やか

2010年7月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

最後の翔のセリフ「君は僕の心臓の一部だ」に重みを感じました。
別れ・失敗・成功・喜び…すべて含めた思い出こそが大切な一つの人生なんだ、と言ってるように感じました。
個人的には猫の恩返しよりはジブリらしくてよかったです。
小人の世界がよく描かれています。
でも小さい子や男の子は足ブラブラ、ポカーン、かもしれません。
やっぱりすべて宮崎駿が手掛ける方がいいです。

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ミファド

1.0ナウシカ・ラピュタ好きには・・・

2010年7月25日
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鑑賞方法:映画館

単純

きつかった・・・
スケールが小さすぎるでしょう。
絵は奇麗だし、アリエッティもかわいかったけど、
ワクワクドキドキはなかったですね。

ジブリの作品が最近よくわかんなくなってきたのは、
自分だけ?

単純にかっこいい!とかすごい!とか自分もあの世界に行ってみたい!とか、
そういうのが全然ないんですよね~。

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R2D2C3PO

1.0アリエッ・・・ナイ!?

2010年7月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

初頭の30分は、期待させるものの・・・その後は、

アリエナイ、内容です。

ジブリ、これはまずいでしょう。

駄作です。

途中から、異様な空気が流れてきます。

レンタルか、テレビで十分。

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監督

3.0トトロが最高!

2010年7月23日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

「ジブリなので観に行かなくっちゃ!」と思って行きました。
が、テレビ放送を待っても良かったかな?と思っています。
トトロの方が数倍感動しました。

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eigaaaa

5.0アリエッティは「アンネ」だと思う・・

2010年7月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

まず最初に言っておきます。
これまでの、ジブリの特徴であった、ストレートな
テーマ表現や、リズミカルでコミカルな動きなどは
まったくありません。

それを持ってして「ジブリ作品ではない」と言う方は、何をもってジブリ作品といのでしょうか?

正直大人向けの内容であり、お子さんには真のテーマの
理解は無理です・・・
女の子は、まだ表面的なストーリーに満足するでしょう
けど、男の子は限りなく退屈すると思います・・・

ここからは鬼太郎の私見です・・・

アリエッティという小人の少女(マイノリティ=少数
民族や貧困国)の目から観た、人間(マジョリティ=
多数民族や強大国)の世界を描いた、とても社会性が
強い映画だと思いました。

ただ、あまり身近に民族問題を抱えていない
(もちろんアイヌやら、様々な地域でありますが
表面化していないという意味で)日本では、
興行的にも、評価的にもあまり上がらないかも
しれません・・・・

ただ、大人であれば、この作品をご覧になるとき、
少しだけ、私たちがアイヌ人や朝鮮人に何を
してしまったか・・ドイツ人がユダヤ人に、アメリカ人
がインディアンやベトナム人に何をしてしまったか・・
少しだけ思い出してください・・

「アンネの日記」を思い浮かべて頂けると、
判りやすいかと思います・・・

それが「人間に見つかったら、引越さなくては
いけない小人」の正体だと、鬼太郎は考えるからです・・

むしろ、そういったことに敏感な、アメリカや
ヨーロッパでの評価を期待したい映画です☆

しかし、いつ観てもジブリ作品は「SFX使って
実写で撮ったほうが楽だろうに・・・」って
思わせるほど、そのセル画一枚一枚に描かれて
いる葉っぱひとつひとつ、虫一匹、水一滴が、
見事に演じてくれていますね~

少し今までの作風とは違うけれど、これは「大人向け」なジブリ作品の真骨頂でしょ?

いつの日か、絶対ハリウッドがジブリの実写版を
作るでしょう!!
(宮崎 駿が元気なうちは、絶対に許さない
だろうけどね~♪)

鬼太郎

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鬼太郎

4.5映画の続き、アリエッティたちの新しい冒険と生活を見たい!

2010年7月22日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

原作は1950年代のイギリスが舞台。それを2010年の日本に置き換えてる。
モデルとなったのは、ジブリのある小金井市らしい。
武蔵野の雑木林が残り、アニメに出て来る庭が木々で鬱蒼とした古い屋敷もたしかにある。
貞子おばさんが乗るのは、20年くらい前のベンツ。裕福だけど、贅沢はしない生活ぶりが伝わってくる。

原作が書かれたのは、まだ戦争の記憶も残る頃で、未来少年コナンのように、行き過ぎた文明へのアンチテーゼも込められていたようだ。
原作では、アリエッティたちは、防空壕のようなイメージの床下の家で耐久生活をしている。
アニメでは、それが西洋風のおしゃれな住まいとなり、人間の世界から借りたもので美しく装飾され、電線も借用して電気もある文明生活を送っている。

14歳になったアリエッティは、父とはじめて人間の住む家の中へ向かう。
父が作ったり、前の世代から受け継がれてきた仕掛けを通っていくが、壁に釘を打ち付けただけの通路は、一歩足を踏み外せば、ネズミたちのウヨウヨいる奈落の底に落ちてしまうなど、彼らの生活に必要なもの、砂糖とか紙などを人間の世界に借り(狩り)に行くのも、インディージョーンズばりの命がけの大冒険。

外出するときの髪を小さな洗濯バサミでとめたアリエッティもかわいいが、床下の家の中で髪を下ろしてくつろぐ彼女も美しい。

ただ、惜しむらくは、アリエッティと人間の少年翔との交流が浅いこと。
ポニョと宗介のような異人間の恋物語を期待してたのだが、翔のアリエッティに対する思いは、小人への好奇心だったり、手術を前にした療養生活の暇つぶしくらいにしか思えなかった。(生死が不安定な翔だから、人間には見られることのなかった小人のアリエッティが見えてしまったのか)

なお、米林宏昌監督は、滅びゆく小人族が仲間を探すというナウシカ的物語も考えていたようですが、宮崎駿監督から、今の時代に失われつつある人と人とのふれ合いを描くようにと言われたそうで、こういう話になったのは、米林監督のせいではありません。
アリエッティの物語は、40年前に宮崎駿監督と高畑勲氏が企画して、日の目を見なかった作品らしい。
ハイジや赤毛のアンを生んだ世界名作劇場でアニメ化されていた可能性もあった。
アリエッティは、ナウシカやラピュタの系列ではなく、ハイジやアンの流れで見るべき作品だと思う。
映画の続き見たいな…。

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aotokage