劇場公開日 2010年3月12日

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「典型的アメリカラブコメ」噂のモーガン夫妻 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0典型的アメリカラブコメ

2010年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

NYの人気弁護士の夫と、同じくNYのセレブ御用達不動産エージェントの妻。夫の不倫から別居している最中、久しぶりに会って、夫婦揃って歩いていた時に殺人事件現場に遭遇してしまう。犯人から命を狙われた二人は、証人保護プログラムでワイオミング州・レイで一緒に過ごすことに・・・。

妻メリル・モーガンを演じるのはサラ・ジェシカ・パーカー。SATC2がこの夏ごろに控えていますが、やっぱり彼女は、ニューヨーカー役なんですね (笑)。こう言うとワイオミング州に方々には失礼ですが、田舎のワイオミング州に行って、何も無いことにショックを受けるニューヨーカーを上手く(面白く)演じています。もっとも、彼女はオハイオ州出身なので、生粋のニューヨーカーでは無いんですけどね。

夫ポール・モーガンはヒュー・グラント。彼はイギリス人なわけですが、NYの敏腕?弁護士を無難に演じています。って言うか、自身がイギリス出身であると言う事を活かして、イギリスにまつわるジョークを語っていました(笑)。

主演の二人はさておき、中々面白いのが、二人の秘書達。始めから、二人は気の有る通しと言う雰囲気なんですが、最終的には結婚?している見たいです (笑)。ちなみに、それぞれのボスと同様、女性の方が強いです(爆)。

さて、この物語中「執行官」と言う訳語が沢山出てきます。これって“(US) Marshals”の訳語であると思うんですが、これって、日本語で的確なのは『連邦保安官』だと思うんですけどね。って言うか、通常の殺人事件なのに、なんで始めから連邦保安官が出てくる? NYPDが捜査担当のはずだし、連邦犯罪ならFBIが出てくるところなんだと思うんですけどね? もっとも、連邦証人保護プログラムの運営は連邦保安官なので、そのところは正しいんですが。

さて、そういう所は置いておいて、基本、ラブコメディーです。「浮気したけど妻が好き。」。あると思います。

勝手な評論家