劇場公開日 2010年10月30日

SP 野望篇のレビュー・感想・評価

全62件中、61~62件目を表示

4.5『革命編』に続く。

2010年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2007年11月から2008年1月までTV放送された人気作品の映画化。そのTVレギュラー放送の最後に尾形の「大義のためだ」と言う謎の言葉を残して終了していましたが、その意味が、これから明かされます。

フジテレビの作品のはずなのですが、冒頭のシーンは、テレビ朝日のある六本木ヒルズ・・・って言うか、テレビ朝日の目の前の六本木ヒルズアリーナ。これって、アリですか(笑)。まぁ、アリなんでしょうね。ああ言うイベントは、普通に六本木ヒルズアリーナで行われそうですからね。リアリティという観点では、非常に良い選択だと思います。

機材・撮影・音響・カラーリングに、ハリウッドの一流スタッフが参加していますが、その甲斐あって、非常に高いクオリティに仕上がっています。冒頭の爆破シーンや、その爆破シーンから続く交差点のシーンなどは、明らかにCGなのですが、有りがちな安っぽいCGではなく、本物と見間違うかのような非常にクオリティの高いCGに仕上がっています。また、カラーリングも、テクニカラーの技術を使い、自然かつ判りやすいカラーリングに仕上がっています。

物語自体も、中々見せます。元々もこのSPは、TVレギュラー放送の頃から、従来の警察モノとは違い、アクションシーンにリアリティを追求していますが、映画でもその意気込みは十分。上映開始直後から約20分間、井上のアクションが続くんですが、そんなに長いとは思いませんでした。それほど充実しています。

また、物語終盤の警護課第四係の四人による官房長官の警護ですが、単調になりがちな警護シーンなんですが、様々に襲いかかる危機で単調なリズムに変化を加えて、見事なアクションシーンへと変化させています。

こちらの『野望篇』は“EpisodeV”と表現される通り、TVシリーズからの引き続きの物語ということが強調されています。この後の『革命編』で finalなんですが、そちらは、Final Episodeと言う事になっています。警護課第四係に新人が来たのは、『革命編』への伏線と考えて良いのでしょうか?

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勝手な評論家

4.5V6の岡田君は、もうすっかり井上薫でした!

2010年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

TV「SP」の大ファンで、劇場公開前のテレビ再放送を観て
おさらいしていました。

だから、期待通りだったのに、期待以上ではなく満点には
なりませんでした。

たぶん、その大きな要因は、私にとっては
音楽だったような気がします。

計算された効果音が駆使されていたのはよくわかったのですが、
でも、胸の底から熱ーくなるサウンドがなかった。
そんな必要がなかったのかもしれませんが、でも、折角の激闘
をもっとあつーくなって観たかった。
SPのテーマ音楽はすごく好きなのですが、劇場ではもう一つ!
もっと!を期待してしまいます。

全体的に「前編」という感が抜けません。
やはり「後編」に期待します。

もちろん また 劇場に観に行きます。

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ucchi-