劇場公開日 2012年5月19日

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「説明が多い。。。」ダーク・シャドウ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0説明が多い。。。

2012年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

エンタメ好きの視点から言って、もっとリズムよく楽しみたいのに 説明部分が多い気がしました。 ウィットに飛んだ会話で笑わせようとするなら、そんな格好しなくていいのにと 全体的な構成にやや不満が残る。。。

(『キック・アス』以来)クロエ・モレッツちゃんのコメディ作品出演を心待ちにしてきたのに、今回は期待したほどではなかったので 残念。 ジョニデの(年齢を隠せない)艶のない肌にのらない白塗りも 残念。 時代背景が1752年から1972年へ移り、200年のギャップを感じているのは バーバナス(ジョニデ)だけという設定に間違いはないものの、その笑い(テレビも 車も ラバライトも)に共感できず 残念。。。

唯一よかったのは バーバナスの天敵・アンジェリークを演じた エバ・グリーン。 『007カジノ・ロワイヤル(2006)』のボンドガールから一転、サディスティックで強引に迫りまくるその演技は 主演のジョニデを引っ張っていました。 これからどんどん活躍しそうな予感!

その他、年はとっても 目で演技をさせたらピカイチ、ミシェル・ファイファー(『バットマン・リターンズ(1992)』、バートン監督とは公私ともにセットの 変なヘレナ・ボム・カーター(『英国王のスピーチ(2010)』)、ホンモノ連れてきた アリス・クーパーなど、濃いメンバー。
一番冷静な少年、デービッド・コリンズを演じた ガリバー・マクグラズくんは『ヒューゴの不思議な発明(2011)』にも出演していたそうです。 あまり存在感のないデービッドの父親、ロジャー・コリンズを演じた ジョニー・リー・ミラー。 イケメンなのかどうか 微妙なポジションの 微妙な演技。 実はアンジェリーナ・ジョリー元夫なのだそう(そこも 微妙。。。)

クロエちゃんをもっと生かしてほしかったのと、ボトックスなしではアップが見苦しい 白塗りジョニデの減点で3.0。 内0.5は エバ・グリーン票です。

Blue