南極料理人のレビュー・感想・評価
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主演の堺さんが素晴らしい。
食に興味があり、食べるのが好きな自分はこの映画が本当に好き。
主演の堺雅人さんが本当に素晴らしい。
局地における料理人のポジションを台詞で現すでもなく、見事に表情とその雰囲気で体現している。
日本にいたときとのギャップも実に面白い。
娘さんとの交信シークエンスは久々に邦画の中ではトップクラスの衝撃を受けました。
きたろうさんとのラーメンシークエンスも双璧ですが。
食に対するメッセージもあり、コメディ(?)としても「わはは」と笑うではなく「ムフフ」と笑う品の良い映画。
こっそりとオススメしたい映画です。
少々ベタだけど
ベタといえばベタなんですが面白かったです。やっぱり極地では精神的なものが大きいですね。そして人はなんて無い物ねだりなの(笑)と思いました。ほのぼのしすぎでホントの南極観測隊ってどうなのかと気になりました。
とっても幸せになる映画
こんなに見てる間中ずーーーーっと、ほんとに一瞬たりとも現実に引き戻されることなく、
楽しくて、笑えて、時々泣ける映画って
ここ数年あったかなあ?
そのぐらい、いい映画でした。
南極で生活する、職業も性格もバラバラな8人の隊員たち。
一人一人も面白いのに、それぞれが集まるとその相乗効果がまたすごい。
これでもか、というくらい笑いのツボを押されっぱなしで、それはそれは幸せな2時間でございました。
堺雅人はとっても好きな俳優さんの一人なんですが
しかし、彼の魅力満載でしたね〜。
あの何とも言えない微笑みをずーーーーっとしてるのは、
素なのかはたまた演技なのか。
けど実際の彼も、他の役者さんの話をだま〜って微笑みながら(笑)聞いているそうなので、
ほんとにあんな感じなのかも?
生瀬さんの気難しいっぷりもいいし、きたろうもいい味出してるし、
豊原さんもああいういい加減な役、似合いますねー。
火のついた肉を持って走る時の、楽しそうなことといったら…!
でまた、出てくる料理のおいしそうなこと!!
エビフライもラーメンもブリの照り焼きもおにぎりも、鶏のからあげさえも(見れば分かります)おいしそうで、
やっぱりお腹が空いてる時に見るもんじゃない…。
見終わった後は速攻で、がっつりご飯を食べに行きましたとさ。ちゃんちゃん。
笑いましょう。
珍しく劇場で二回見た映画です。
時間もちょうど良くまとまった感が有り。
音楽はユニコーンの阿部君、担当。
選曲がナイスです。
原作をうまくミックスさせ、キャラクターを際立たせています。
注意点は空腹で観ないでください。
大変なことになりそうな気がします。
真剣な生活に潜むボケはそれだけで秀逸なコント。
家族愛も一部は含んでいるが、それはこの作品を締めるため。
食べることを焦点に当てた真剣な生活というボケを散りばめたコントは秀逸だ。
海老フライの天丼やラーメンの天丼はしつこくなく、且つあっさりしすぎず、クスクスと笑える。
2回も“天丼”で引っ張るということは、この“天丼”も料理にかかっているのかな、なんて思ってしまう。(ちなみに作品中に天丼は出てこない)
最後の長回しでの食卓シーンはアドリブなのか、堺雅人は頭突きされてるようだし、きたろうは“隊長”役から離れ“きたろう”そのもので、面白い。
爽快な読後感(いや、観後感)で、そして良い作品を堪能できた。
最後に、ビーチバレーのシーンだけは納得がいかない。
日本に帰ってからのシーンなんだから、ヒゲや髪はさっぱりしておいてほしい。空港についた時はキレイになっていた生瀬勝久もボサボサだったし、時系列的にオカシイ。
ましてや付けヒゲはプロピアが協賛しているんだから、それをとればすんだのになぁ。
とにかくラーメンが食べたくなる!!
めちゃくちゃお腹がすく映画です。
観終わった後に、ラーメンが食べたくなるので、
どこのラーメン屋に行くか、観る前にラーメンの準備も必要です!!
と脱線しましたが・・・
毎日の生活をいかに楽しく過ごすか、南極観測員が極寒の地で
過ごす様子を描いているだけなのですが、その様子が
観ている人のキモチをこれほどまでに、ほっこりさせてくれるとは!!
心がすさんでいるときや、ささくれだっているときにお勧めです。
大作ではないのですが「なんか良かったな~」と思わせてくれる作品です。
『かもめ食堂』男子版
『南極料理人』は『かもめ食堂』と似たにおいがする。
ただし、あっちは穏やかな北欧で温かな人々に囲まれた女三人組の、素朴かつ品良い、ほのぼのライフ。こっちはペンギンどころか微生物すらいない南極の深部、むっさい男共(一応色々な分野のスペシャリスト)がどてら姿で麻雀に興じ、足の裏をかいた孫の手でTVのチャンネルをつつき、零下70度のなか裸で記念撮影など、男子小学生の合宿のようなありさま。
けれど、メッセージは共通していると思う。
「こんな所もうやだ。渋谷行きたい」「妻とうまくいかない」「あいつが仕事さぼった」「ラーメン食いてえ…」
場所はどこでも、人間の悩み?はけっこう変わらない。人界から隔絶された極寒の地で、一喜一憂する隊員達。沸点85度のお湯、限られた材料で、堺雅人演じる料理人が苦心してふるまう食事の数々。テーブルについた隊員達の歓声に、こちらも嬉しくなる。
そう、落ち込むことも、うまくいかないこともある。でも、美味しいごはんを笑顔で食べられれば大丈夫、明日は何とかなるさ!…たぶん(笑)
久々に、布教して回りたい作品。
南極という、過酷な環境で過ごす隊員たちの、壮絶なドラマ……
……と見せかけて、思いっきり爆笑させられるオープニングにやられました!
それから2時間、笑いっ放しです。
ホント、どんな人に見せても「面白い!」って言う作品じゃないですかね?
オイラも、かなり遅れて地元で公開してもらえたから見れた訳ですけど、公開規模が小さかったのが本当に残念。
DVDが出たら、知り合い連中に布教しまくるつもり。
個人的には、2009年のNo.1候補の1本です♪
あったかい
本当、初めから最後まで堺雅人さんのように微笑んで見られる映画でした。
実際は大変な仕事なのに、みんなが楽しそうに過ごしているように
思えたのは俳優の方々が個性豊かな方々ばかりだからでしょうか。
また見に行きたくなる映画です。
うまい!
ああ雪。故郷を思い出す~。もちろん南極ではない。
家族を離れてとおい海のむこうへ。
個性的な観測隊員に笑わされ、
ひとりひとりの孤独にちょっとさみしくさせられ、
でもやっぱり面白い。
家族って愛って良いなと思った。
あんな愛のはじまりもあるんだなって場面も(笑)
ちょっと勇気をもらえる。
女の子が歯を気にする場面、、、なつかしい。
わたしもああやって抜いてたな~なんて。
料理ってすばらしい
料理を作っている画や音があるだけで幸せな気持ちになってしまうので
評価はやや甘いですが、南極でのストレスにつぶされそうな生活の中で
「食」を通して人の心のうつろいがやわらかく描かれています。上映中
ずっとニヤニヤ笑って見てしまいました。面白い映画です。
“食”の大切さを感じる
“南極”と言う極寒地に、家族や恋人と離れ赴く隊員達。
曜日感覚がまったく無い日々が続く中、楽しみは“食事”。
“食”で綴られるユーモラスな物語は、時に切なく、時に滑稽に映る。
それらの言動には人間味と親しみがわく。
“限られた食材”故に、調理法やパフォーマンスを駆使して変化を生み出そうとする〈西村淳/堺雅人〉の苦労は大変の一言。
その過酷な状況を押さえながらの描写と演出は中々のモノ。
出てくる料理が実に“美味そう”に見える。それをまた隊員達が旨そうに喰うのだ…。
キャスティングが巧く、演技派な俳優陣が素晴らしい演技を魅せる!
主人公〈西村/堺雅人〉は、料理の訓練を積み見事な手捌きを披露。
〈本さん/生瀬勝久〉、〈タイチョー/きたろう〉、〈ドクター/豊原功補〉…
皆、味わい深い演技を魅せる、そして最後には“愛おしく感じる”…中年男ばかりだが…。
美味しくてもマズくても“味”は思い出となり、心に刻まれる。
人間にとって“食”が大切であると感じさせるてくれる作品。
のんびり。のほほん。
題材と役者は期待どおりの素晴らしいさ。ただリズムがイマイチ。のほほん作品で二時間オーバーはきつい…臨席の人は途中から大いびきで寝ていた。面白いのにちょっと残念。作り手の立場ならば、どのシーンも思い入れがあって切りずらいのかもしれないが…編集も大事なんだなあとつくづく思った。
やっぱり、堺雅人はいい!!
とにかく、料理人西村君が作る料理全部がすっごく、おいしそうっ!
ちょうど昼食にかかる時間帯に観ていた私は腹鳴りがヤバかった。
それに、一口に南極と言っても色々あるんだなぁと勉強になった。年間平均-50度でウイルスすら存在しない僻地南極(?)では風邪ひかないなんて、初めて知りました。そういえば、風邪ってウイルスだもんね。
キャストもみんないい味出してました。
私的にはドクター役の豊原功輔が面白かった!何故かドラマでは二枚目役をすることが多かったりするのに、燃える肉を持って、雪原を走り回ったり、裸で-70度の中をマウンテンバイクで走り回ったり。きたろうもよかったけどね。
淡々と、南極での日常が、山もなく谷もなく描かれていただけの映画なんですが、とっても良かったです。
南極での料理人の役割って、絶対大きいと思うんですが・・・
だって、食べることぐらいしか楽しみないやん。
私も伊勢海老の巨大エビフライ食べたい・・・でも、どうやって揚げたんだろう?あんな大きいの。
原作読んでないのでわかんないのですが、せっかく作った料理を、もっと「おいしい」って言えとか、もっと味わえとか、味も確かめないでイキナリ醤油かけられたりとか(←作った人に超失礼!!)腹立たないんだろか?
堺雅人だったら怒りそうにないけどね。
だんだん観測メンバー内に敬語が減ってきて、髪&髭が伸びて外見がむさ苦しくなってきて、ほんとの家族っぽくなってきて・・・・
ほんわかできる映画でした
私の身体は伊勢海老がいいな。
お腹を空かせて観に行くと大変なことになる映画だ^^;
主人公・西村くん(堺)が作る料理の美味そうなこと!!
何これ、ホントに南極かよ!?と突っ込みたくなるほど、
豪華量飯、素晴らしき食卓(料理がね)なのである…。
あぁ…なんて我が家の食卓の寂しいこと切ないこと(汗)
まぁしかし^^;
好き嫌いでいえば、けっこう評価が割れるかもしれない。
原作がエッセー(日常を綴る)なのだから、まぁこんな風に
何にも起こらない(ドラマ性に欠ける)ことをつまらないと、
そう思う人も多かろうと思う。
でも、何にもいないところ(動物すら・ウィルスすら)で、
一年以上も、野郎オンリーで、共同生活するその辛さを
あ~分かる分かる!なんて人の方が少ないと思うのだ。
(せめて昭和基地だったらねぇ)
日々の歓びといえば、料理とビデオ体操にも表れており…
レオタードは赤がイイね!!朝はそれだけが楽しみという
切なさと、彼らの紅潮した顔面から笑みがもれる瞬間。。
前半と後半では、腕の伸びそのものが、違っている//
トイレの列も、歯磨きの列も、水を作る?ことも、珍しい。
家族に逢えない、電話は短い、空時間だけはあるので、
ゲームに勤しみ、酒を汲みかわし、楽しみを作るしかない。
郷に入れば郷に従え。とはいうが、
これは、極に入れば極に従え。ということなのだろう。
厳しい選択を強いられる、仕事の達成感と家族の苦悩。
本さん(生瀬)がボソッとつぶやく一言に胸が痛くなり、
兄やん(高良)の彼女がだんだん無言になるのが辛くなり、
タイチョー(きたろう)の麺切れには自業自得だろと思い^^;
主任や平さんがおかしくなるのも無理はないと感じる。
が、やけに楽しそうな男がドクター(豊原)だったりもする。
この、アンバランス且つ個性溢れるメンバー達のお腹を
満たすのが、西村くんのセンス溢れる料理の数々なのだ。
どんな辛いことがあっても、お腹が膨れりゃ元気が出る。
やっぱ白飯だな。そう思った。(いや、蟹も捨てがたい)
胸やけするほど脂っこい唐揚げの存在(二種)と、
全身がラーメンで出来ているタイチョーの嬉し涙には、
なぜかこっちまでこみあげてしまった。
原作とは微妙に設定が変えてあるようだが、
この映画はこの映画で、私には愛すべき作品となった。
(伊勢海老は刺し身がいいけど、フライも食べてみたい)
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