劇場公開日 2010年1月16日

「赤西仁って第二のキムタク目指してるのかなぁ?」BANDAGE バンデイジ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5赤西仁って第二のキムタク目指してるのかなぁ?

2012年6月27日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

1990年代を舞台に、バンド“LANDS”のメンバーたちの姿を描く音楽青春映画。

成功、挫折、友情、対立、恋愛…と、バンドものの映画に必ずある要素が取りこぼし無く詰め込まれている。

なのに、さほどありきたりと感じなかったのは、プロデュースを務めた岩井俊二作品を彷彿とさせる細やかな映像と鮮烈な青春像の賜物。
音楽プロデューサーの小林武史が初監督、音楽面に強いこだわりが見られた。

北乃きいが、ひょんな事からLANDSのメンバーと行動を共にするヒロインを表情豊かに演じて好感。
LANDSの紅一点・柴本幸は、とにかくクール。
杏も出番は少ないながら、“妖怪人間”ではなく等身大の演技。
マネージャー役の伊藤歩は映画と観客の橋渡し&サポート役。
…と、女性陣に華があり、それぞれ好演。

肝心の主役の赤西仁は、キムタクか窪塚洋介の真似事演技のような印象を受け、ちょっと鼻についてしまった。

近大