おと・な・りのレビュー・感想・評価
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風をあつめて♪
自然を撮る男性カメラマン
花のアレンジメントを目指す女性
壁越しに相手の声が音が聞こえる
生きている生活の音
…自然の音
鳥のさえすり 風の音
水の音 家事をする音 匂いも含めて
…心地いい
おと.な.りはどんな人
…初恋の人
近くにいても気づかなかった
美男と美女のラブstory
…エンドロールの
映像無しの演出がいい
声だけのふたりの会話しあわせ感が
感じられる
途中までの方が。。
2人がどうやって出会うのかなーと見ていましたが、同級生という設定が出てきたところから、よく分からない話になったなーー・・・と。
麻生久美子は、隣に住むのが岡田くんだとは気づいてなかった。
お隣さんが気になってはいたけど、引っ越す時も大して気にしてる風でない。
学生時代に気になってたっていう感じでもなかった。
でも、岡田くんはどうも違う。
同窓会でも彼女のことをやたら気にし、アパートで彼女と出会った時も驚きというよりは喜びの笑み・・・。
隣に住むのが彼女と気付いてたのか。
気付いたのは「音」で気付いたのか。
それとも今のアパートに引っ越す前から知ってたのか。
音で気づくのもちょっと怖いけど、引っ越す前から知ってるのも怖い。
岡田くんだから許せるだけで。。
同級生同士が奇跡的に東京で隣り合い、お互いが出会うことなく惹かれ合うっていう単純な話なら良いのですが、最後の方はそこまで純粋な気持ちでは観れませんでした。
おそるべき無神経な人々。
麻生久美子
岡田准一
プラトニック
これだけで、この映画の需要と価値は計り知れないと思います。
それに加えてタイトルが『おと・な・り』
重なり合う生活音と惹かれ合う男女。
穏やかな時間と精神的な繋がり。
パッケージとしては本当に最高で、私ももちろんそういう期待をこめて見ました。
たぶん、多くの人のレビューを見る限り、それを裏切ることはないし、私もそう感じます。
ただ、一個人の意見で言えば、
聡(岡田准一)と七緒(麻生久美子)の繊細な感情を浮き立たせるためなのか、
周りの脇役が「まぁ無神経!」。
ここだけがどうも気になったので詳しく書きます。
前半はほとんどその無神経な人々が二人を引っ掻き回すだけの展開なので尋常じゃない精神疲労を起こしました。
唯一の救いは花屋の店長のみです。
平川(市川実日子)も、おぬしは何の権限があって聡の人生の岐路に関わり名言を打ち込んでるんだ、市川実日子じゃなきゃ許さなかったぞ本当っていう感じ。
茜(谷村美月)も、泣きじゃくる赤子同様、その傍若無人さは母親じゃなきゃ許せないレベル。どこに絆されたんだ聡。
そんでもって、茜が待ち焦がれる恋人SHINGO。茜が付き合い、聡が親友と認める相手だから、よほど我慢強く優しいが繊細で不安定な人に違いない、そうに違いない………うわっ!無神経そう。
わりと繊細そうな面と雰囲気を匂わせていた氷室(岡田義徳)も、手のひら返したようにやな奴になり、情緒不安定にもほどがある。りっぱな演者になれるよ氷室。
もう一度いいます、救いは花屋の店長です。
驚くべき周りの無神経&情緒不安定な人々のおかげで、私は主人公二人に同調できませんでした。
でも、二人の寄り添いあい方や、後半の出会うまでの駆け足の展開は、凄く満足!
お隣の生活音に惹かれ合うという素敵な設定や、二人がお互いの内側をちゃんと見ていたということがわかるので、本当に二人だけを追って二人だけの精神世界に重きをおいたら優しく心地の良い作品です!
映画ずきは麻生久美子ずき
感想
アパートのおとなりさんって、興味ありますよね!それも、可愛い人だったら何かを期待してしま…おっとすいません。
でもほんとにセットのインテリアだったり気持ちいい気節を切り取った劇中写真だったりと視覚的に癒されます。岡田くんの色気ってなんだろうね。年齢と共に益々カッコよくなっていきます。
そして、映画好きあるあるですが、みんな一度は「麻生久美子」を好きになる。うん。僕も大好き。そんな、『おとなり』同士のふたりの、淡い恋。とっても素敵です。
エンディングロールにBGM的に使われる、二人の会話や鼻歌がステキすぎる!!最後まで観ましょう!
やすらぎ
目標に向かって生活する二人が運命の人として出合うまでの物語。
地に足をつけた生活が奏でる基調音は、
コーヒー豆を挽く音やキーチェーンの音やフランス語を勉強する声。
ヒーリング音楽のように安らぐ
おとなりの音は、
つながりを感じたい心に
しみるのがわかります。
独り暮らしを長く経験したわたしは
共感するんですが、そういう人多いと
思います。
つらい経験したとき、知らないまにsosを出していて、
隣から、歌声でそっと支えてもらったら
そこでなにかが、うまれそう。
この作品は、フィルムの質感や間の取り方が凄い好きです。
音楽のつかい方も素敵で
風をあつめてという歌は本作品で
初めて出会ったんですがこれも好きに
なりました。
エンドロールをつかった
ハッピーエンドの演出で
更にホッコリします。
ガンバりすぎて、ひと恋しいなー
と思った時におすすめ。
生活音がすき
映画全体の色と質感がすごく好みです。
岡田君がカメラマン設定だったからっていうのもあるけど
こういう写真とりたいなあと思うシーンがたくさんあった。
映画館で見た時も衝撃だったけど谷村ちゃんのキャラがうざすぎるよね。
あんなことされたらキレちゃう、私^q^
でもそこでとめないで最後までみると、この子も悪い子でないことは、わかる。
聡はそれでうまくいったけど、あたしが聡ならどうかなw
悪い子じゃなければいいってわけでもないもんね。笑
あともう一人の岡田さんの役がひどすぎです。
あんなやつしんじゃえばいいとおもう。
けど、七緒は悔しさを抱えてかえってきて
練習しながら泣いちゃうシーンはとてもすき。
あれ?なんかいつもと声がちがうな?って聡が気づいて
耳をすまして、泣いているって気づいて歌う歌が風をあつめて!!!
あのシーンすごくすき。きゅんてなる。
でもこの映画の一番の好きポイントは
なんといってもエンドロールです。
あんなに素敵な幸福感でいっぱいになるエンドロールみたことない。
観終わって、よかったーうれしいしあわせーって気分でいっぱいになります。
見終わった後は絶対はなうたが風をあつめてになるし
キーチェーンつけたくなってしまうw
また少し時間をあけてみようと思います。
出来る事なら二人が住んでいるアパートを徳島で建てていただきたい。
あそこですみたい(インテリアがつぼすぎて)
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とりあえず今日からキーチェーンの
ジャラジャラ言う音を聞くたびにどきどきしちゃいそうですはーと
そしてこの映画を見てから車では【風をあつめて】がリピートされてます。
ネタばれになるけん詳しくかけんのがあれぢゃけど、
ほんまにめちゃめちゃよかったよー!
運命の人に出会うまでのプロローグを描いた映画みたいです。
映像の色や雰囲気も、時間の流れ方も、ストーリーも、ぜんぶすてきっ*
なんといってもエンドロールがすてき!
最高に幸せなエンドロールでした映画
ずーっと前に観て
もぉ1度見直しました。
やっぱり良い。
これで麻生久美子の良さを知ったし、岡田くんの笑顔の素晴らしさも知ったし、花って良いなーって思えたし、写真も良いなぁと思えた。
思わず風をあつめてを口ずさんでしまう。笑
エンドロールの2人の声もすごく良い。
殺伐と1人暮らす日々にホッコリを届けてくれる映画です。
まぁ同級生で隣に住むって凄い偶然で出来過ぎだけど、2人は顔を知らずに隣同士ってキュンとします。
それに麻生久美子が泣いてる時に心配して一緒に壁越しに2人が歌うシーンなんて知り合いではない近所のお隣さんなのに凄く良い。
また見たくなったら見ようと思います。
予想を遥かに超えて良かった
そんなに期待してなかったのですが
見始め数分で、あ、この映画好きと思えました。
まず撮り方と映像が綺麗でした
ゆったりとした描写なのに何故か飽きず
最後の方は2人の関係がどう描かれて終わるのかドキドキしっぱなしでした
壁越しに背中合わせで鼻歌を歌うシーンでホロリときて
最後の最後でやっと2人が出会えたシーンからのあのエンドロールは暖かい涙が止まりませんでした。
岡田くんの役の幅の広さ、
麻生久美子さんの歌声、
あと谷村美月の演技がとても良かったと思います流暢な大阪弁であのキャラを自然に演じていました。
物語に大きな波があるわけじゃないのに
色んな意味でこんなに感動した映画は初めてで衝撃的でした
何もかも素敵でしたねー
もう一度みたいです
どこかで納得いかない部分が…。
反則的に切なくてめちゃくちゃ良い話でありながら、ちょっと考える…すっげー納得行かねえ〜(苦笑)
あんなに、おと・な・りが筒抜けな所には住めねえよなぁ〜。
そりゃ所詮は映画ですから…。
まぁ!俗に言う“はっぴいえんど”って奴すかねえ…。
良いんだよなぁ〜。切ないんだよなぁ〜。
でも「そりゃ幾ら何でも!」何だよなあ〜(苦笑)
(2009年5月30日シネ・リーブル池袋1)
きゃーーーと叫んでしまった(笑)
最後、2人がアパートで逢うシーンでは、それまでの長い道のりがあったので、観ていてドキドキして叫んでしまいました(笑)
現実的に考えて観てしまうと、こんな偶然ありえないと思ってしまうけれど、それを差し引いてもとても良い映画だったと思う。
マイペースに自分の夢を持って生きている2人が同じ空気や雰囲気を持っていて、そんな2人だからお互いの生活音を心地良く感じられる。そんな所をとても心地良く画いている映画で、観ていて暖かい気持ちになりました。
基調音(きちょうおん)
映画「おと・な・り」(熊澤尚人監督)から。
鑑賞後、気になっていた単語「基調音」。
作品では、大切なキーワードになっているはずなので、
簡単に見つかるだろうと思っていたら、愛用の電子辞書には
掲載されていなかった。
慌てていろいろ探してみたら「日本国語大辞典」に、
その引用がみつかった。
「貧乏物語」(河上肇著)の「貧乏根絶論」の巻首に、
「社会的不安は二十世紀の生活の基調音である(略)」と
記されているようだ。(調べてないが・・)
意味は「基本となって流れている音色。
また転じて、底流となっている考え方、風潮、雰囲気など」
作品の中の説明のほうがわかりやすい。
(風景を表わす言葉)と前置きをして、
「普段は意識しないんだけど、すぐそばにあって、
それがなくなるとなんとなく淋しくなる音っていうのかな。
慣れ親しんだ基調音には、
人の心を癒す効果があるそうなんですよ。
例えば、心臓の音(心音)とか」
また、ひとつ、素敵な単語を覚えて、嬉しくなった。
ちょっとじれったいけど…良い話かな?
アパートの隣に住んでる男女のラブストーリーなんだけど…
実際、彼らの出会いは彼女が引越ししてから…と
なんとも歯がゆい感じ。
しかし…これって単純な恋話では無いのよね。
彼女に告る男の本性。。。
同僚の男の子のメル友のウソ話。。。
人のことを疑いもせず、信じる人が馬鹿をみる。。。
こんな社会はやっぱりダメですよね。
本筋は恋話なんだけど…
ちょっと怖い気がしました。
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