劇場公開日 2009年4月25日

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「クリント・イーストウッドの回答」グラン・トリノ dobubobaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5クリント・イーストウッドの回答

2009年4月27日
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

前2作は戦争映画、しかも米国、敵国日本の両視点からの映画。
もう、この辺で彼のメッセージはバリバリ、外部に発せられているわけですが、次は暴力と人種に絞り込んできました。これは、世界にというよりもアメリカに対する映画なんだと思います。アメリカのIMDbで極めて高得点(現時点で8.4)というのも何となくわかります。

途中のスーの魅力あふれる演技、タオの成長、とにかくアジア俳優が魅力的なんですが、主演のクリント・イーストウッドの前半の悪い人物像のこと・・・。

しかし、全ては最終的に彼の最終選択に集約します。これが、彼のメッセージなんです。これが、最終的に彼の考える平和の道なのかもしれません。

昨日見たスラムドッグ・・・には及びませんが、じんわり「あー、やっぱ映画っていいな・・・。」と思わせてくれる映画です。クリントと同年代のアラ還(またはオーバー還)のお父さん方、是非おすすめです。

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dobuboba