劇場公開日 2009年4月25日

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「何でもかんでも、勝ちゃあいいってもんじゃないんですよ!」グラン・トリノ ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何でもかんでも、勝ちゃあいいってもんじゃないんですよ!

2017年5月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

知的

この感動をどうやって言葉にできるだろう?

ペットのデイジーをお隣に託した時点で確かに薄々感づいたけど、きっとイーストウッドならスカッとするエンディングにしてくれるはずと思ってた。そうか、やっぱりそっちかぁ…。

少年成長物語大好き人間にとって、タオくんの目がどんどん力強くなっていくのがよかったし、たくましくなっていくのも頼もしかった。そして、偏屈な頑固ジジイが心を開いて、目が優しくなっていくのも、嬉しかった。

こんな風に色んな変化があって、でも不良達はちっとも改心しなくて…。

そんな偏屈な頑固ジジイは、最期の最期までかっこよくて、タオくんのロールモデルであり続けて、究極的に守った。

泣かないわけないじゃないですか。「一粒の麦死なずば…」を体現した、頭でっかちの童貞神父より、はるかに宗教的な生き方をしましたよ。

私も年だから、そろそろ身辺整理しないとかな?

ゆ~きち
ゆ~きちさんのコメント
2024年6月7日

Mさん、お返事ありがとうございました。

最近は誰も傷つかない、誰も死なない作品の方が未来が想像できていいですよね。

若い人が簡単に「◯ね」とか言わない世界になってほしいです。

ゆ~きち
Mさんのコメント
2024年6月7日

「あんまり好きな終わり方じゃなかった」よくわかります。
見た時には物凄く感動したのですが、今は「他の選択肢もあったのでは」と思ってしまいます。
改めて考えると「ミリオンダラーベイビー」と共通するものを感じました。

M
ゆ~きちさんのコメント
2024年6月7日

Mさん、お返事ありがとうございました。

私、もしかしたら神父さん、ちゃんと見てなかったかもです。また機会があったらじっくり見直してみます。

ゆ~きち
Mさんのコメント
2024年6月7日

そうなんですね。私はあんなに無茶苦茶言われても、あきらめない姿に惹かれました。

M
ゆ~きちさんのコメント
2024年6月7日

Mさん、共感、コメントありがとうございました。

神父さん、味があって面白かったんですが、神に仕える人をあんな軽い描き方で…と思いましてwww

ゆ~きち
Mさんのコメント
2024年6月6日

私は神父さん、結構好きでした。

M
ゆ~きちさんのコメント
2024年5月25日

Don chan さん、こちらこそコメントありがとうございました。

正直、あんまり好きな終わり方じゃなかったんですが、誰かのために体張って立ち向かう物語、これからの世の中にもっと増えてもいいかもです。

ゆ~きち
Don-chan(Daisuke.Y)さんのコメント
2024年5月23日

ゆ~きちさん コメントどうもありがとうございます。
命の使い方が究極的で、宗教的でした。
男女関係なく心に響く映画ですね。

Don-chan(Daisuke.Y)
NOBUさんのコメント
2022年6月3日

今晩は
 コメント有難うございます。
 本日、ある作品を鑑賞し、名俳優が名監督になるというのは、稀有な事なのだな・・、と思いましたよ。
 ご存じのとおり、この作品は、一人の頑固な男の生き様を見事に描いた作品ですが、クリントイーストウッド監督が今作後も、傑作を次々に世に出していく様は、男として見事であるなあ、と若輩者の私は思っています。
 私が90歳になっても、クリエイティブな仕事を出来ているかどうか・・。
 では、又。

NOBU
YukichifromJPNさんのコメント
2019年3月22日

エンドロールでいいから、不良達のその後、みたいな別の成長物語があれば、さらに泣けましたかね。

イーストウッドは作品に自分の贖罪を込めてるんですかね。

YukichifromJPN
ゴンベッザさんのコメント
2019年3月22日

改心しなかった不良、彼らに対しても、殺意の無い人を殺めてしまったという気持ち悪さを毎日思い出させる事で、監獄の中で更生して欲しいという願いが込められてるんじゃないかと思います。

ゴンベッザ