劇場公開日 2008年12月27日

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「映画好きなら、ついニヤニヤとしてしまうこと必至」その男ヴァン・ダム ダース平太さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画好きなら、ついニヤニヤとしてしまうこと必至

2008年12月18日

泣ける

笑える

楽しい

90年代に一世を風靡したアクション・スター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが、出演作はビデオストレートとなり、最愛の娘には「パパがテレビに出る度に学校で笑われるの」と言われ、復活を賭けた最新作の主演は、いまだ沈黙しないスティーブン・セガールに奪われてしまう、という落ち目の自分自身を演じるコメディ。

 嘘なのか本当なのか判断がつきかねるその絶妙な設定は、映画好きなら、ついニヤニヤとしてしまうこと必至。ただ、ただのコメディではない、どこはかとない切なさを秘めた何とも魅力的なドラマでもあった。終盤のシーンが胸に迫る人も多いであろう。

ということで、非常にオススメの1本です!!

ダース平太