劇場公開日 2009年6月27日

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「諦観@バルセロナ」それでも恋するバルセロナ ミカさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0諦観@バルセロナ

2016年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

ウディ・アレンの心境そのままズバリな作品。物資主義的なアメリカを離れて、芸術や哲学のあるヨーロッパへの憧れと言うか、訴訟諸々に対する逃げ?

この流れで、「ミッド・ナイト・イン・パリ」を撮ったんですね。

ペネロペをいかにも魅力的なエキセントリック女性にしたのも、アメリカ女性(ミア・ファロー)への嫌味に取れなくもありません。

つべこべ言わずに、ストレートに愛するって、ウディ・アレンと正反対ですね。血迷って誰とでも恋におちちゃうのは、その通りなんですけど。

でも、やっぱりウディ・アレンは、情熱ではなく諦観なんです。場所が例えバルセロナであっても、そこは変わりません。

ミカ