劇場公開日 2010年12月11日

「結局観てしまった」ノルウェイの森 くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5結局観てしまった

2011年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

観るか観ないか考えて、ついに観てしまいました。
他の方々が沢山書いているので、今更特別目新しい事も書けないと
思うが、折角観たので感想を。

村上春樹作品は、翻訳以外は全て読んでいるが、どれも映画化するような
作品とは思っていなかったし、映画化してイメージを壊されるのは
嫌だと勝手に考えていた。
原作の空気感を出すのは、きっと無理だろうし。
その考えは、この作品を観た今でも変わりませんけどね。

ただ、この作品を観てから思った事は、文字(原作)を読んで
イメージするものは、100人居たら100通り。
きっと思い浮かべる景色も色も表情も、みんな違うはず。
だから、これはこの監督が文字から思い描いた景色、色、表情であり
表現方法の一つだと。
音楽が、指揮者毎にイメージが変わるのと、同じようなものですかね。

今回の映画を観た感想は、余り良かったとは思いませんでしたが
今後、村上春樹作品が次々映画化されたら・・・
結局は観るでしょう。(笑)
だって、映画も村上春樹も好きだから。
原作と似たような感じの、別の映画だと思って観ます。

くろすけ