劇場公開日 2009年3月28日

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「予習が必要か?」ウォッチメン お殿下さんの映画レビュー(感想・評価)

1.5予習が必要か?

2017年2月14日
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映画を観るときは純粋に驚いたり感動したり涙したり笑ったり凹んだり、とにかく予備知識をいっさい遮断してから観たい派なのでこの作品もいつも通りなにも知らない状態で観ました。
アメコミ物とも知らずに。

始まってすぐに戦いの場面があるのですが、普通の人達ではないというのが画面から伝わって来て、ヒーロー物!?と高揚したのもつかの間、画面の暗さも相まって、後にこの現場に現れた人物と加害者が同一人物だと思ってしばらく観るというハメにw
それからは終始淡々と話が進む…というか流れるという感じで頭の中は?で埋め尽くされたまま終盤へ。

原作はすばらしいと聞くのですがこの映画はまったくハマりませんでした。
開始30分を過ぎた辺りから退屈で眠気との戦いだったせいもあり、話が入って来なくまったく意味がわからない作品という評価です。
時々出て来るグロ描写やセック◯シーンの必要性もわかりません。
そんなもの無くても成立する話なのでは?
もしもリアリズムを追求するという意図だとすれば、火星でのシーンで一気にSFとなり冷めてしまう展開。

ザック・スナイダー監督作品はコントラストが効いた止め画の華麗さはすばらしいとは思うのですが、その画面を連続して観せ続けられると疲れきってしまいます。
B v S も劇場で観てる途中に寝てしまったので、彼の作品は肌に合わないのかもしれません。

ただ、OPだけは軽快でオシャレで唯一好きなところでした。

お殿下