劇場公開日 2009年1月24日

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「初っ端から、いやそもそも出会いから」レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで Oriさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5初っ端から、いやそもそも出会いから

2024年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

やってますねぇ

奥さんよりも体面を優先する夫。
付き合いに出たく無いと言ってるんだから、、、
一番顔を突き合わせて良好な関係を気付かなければいけない相手は誰かお分かりか。

もう暗雲しか立ち込めていない。

そもそも出会い

エイプリルさん、別に夫は夢見人ってわけじゃなくて単によく喋る人よ。。仕事に熱が入って無いからって、それ以上の夢があるわけでは無いのよ。夢があるのはエイプリルさん自身でっせ。勝手に夫に対して夢見ちゃったばかりに、その後も等身大の夫を好きと言えない生活になっている。夫も可哀想だ。

もう開始7分で頭を抱えた。

夢のマイホーム

かつて見上げていたのが、エイプリルを捕える牢獄のように。。。
閉鎖空間にいると、おかしくなってしまう。
エイプリルは自分が自由になりたいのを夫に投影している。

フランクも仕事がつまらん間はエイプリルに合わせようとしたけど。自分を殺したよね(で、外で浮気)。仕事がうまく行き始めたら瓦解。

自分のことがうまくいかない時にうまくいってた相手って、自分のことがうまく行き始めたらうまくいかなくなるのではなかろうか。

フランクは、お互いおかしいことを自覚してるんだよなあ。浮気を告白して、自分を見て欲しかったんだ。

出会いの時点で勝手に夢見られて、勝手に幻滅されて可哀想だぁ。。。まあ体面がいいツケかね。家でこれだけ評価されなければ、会社でちょっと評価されたら優先しちゃうね。

パリへ行こう!私が働くから夢を探して!って行動力のあるエイプリルに対して、
俺はそんな才能があるわけじゃ無いと言うフランク...
そこまで本人に言わせるのはさすがに可哀想やな。

精神分析医に行こうは、まあ真実としては間違ってはいないんだが、、、夫婦間での解決はもう無理なのか?
エイプリルの本当の声を本人が自覚する勇気がない限りは無理なんだろうか。やはり外との接点を増やすのが解決策にはなるんだろう。

最後のは、不動産屋の息子に暴かれた、自分の本当の声に耐えきれずの結果なのか。。

夫が先に自分の心を殺して(逃げ場はあった)、次に妻が自分の心を殺して...妻には逃げ場がなかった。

せめて子供達が2人の共通の関心ごとであれば違ったのだろうか。

まあ、スクランブルエッグと目玉焼きどっちが楽か分からない夫だからねぇ。。。監督は細かいすれ違いの解像度が高い!

最初の夜景が綺麗で、スクリーンで観ようと思える映画。観てよかったと思えるかは...わからない笑
観たことによって、最悪な事態を避けられるという、イギリス式の「悪くない」ってやつかもしれません。

Ori