劇場公開日 2009年4月18日

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「「おっぱい」がいっぱい」おっぱいバレー 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0「おっぱい」がいっぱい

2022年6月12日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

過去数回鑑賞

2009年の作品

原作未読

監督は『海猿』シリーズ『逆境ナイン』『暗殺教室』二部作『劇場版MOZU』『太陽は動かない』の羽住英一郎
脚本は『ときめきメモリアル』『スペーストラベラーズ』『いま、会いにゆきます』『県庁おもてなし課』『おとなの事情 スマホをのぞいたら』の岡田惠和

原作の舞台は浜松市だがなぜか映画の舞台は北九州市に変更されている
時代は原作に忠実なのか1979年
BGMは当時のヒットしたJポップのメドレー
時代は昭和でも平成を代表する日本のおバカ映画
にも関わらずほろっと泣ける感動作
ちょっとエッチな青春コメディーの傑作

綾瀬はるかの代表作
この作品で綾瀬はるかはブルーリボン賞と日本アカデミー賞のW受賞
日本の映画業界におっぱい旋風が吹き荒れた
おっぱいバレーといえば綾瀬はるか
綾瀬はるかといえばおっぱいバレー
ありがとう!おっぱい先生

まさかの実話が元になっているフィクション
戸畑第三中学校男子バレーボール部5人はかつて在籍していた先輩の命令でバカなことばかりやらされて馬鹿部と呼ばれていた
先輩が卒業し3年になってもバレーボールの練習はすることなく頭の中はおっぱいでいっぱい
そんな男子バレーボール部の顧問をする羽目になった新任の若手教師寺嶋美香子
なんでもするからと言った手前と嘘つき呼ばわりに腹を立ててしまい大会で1勝すればオッパイを見せるという約束をしてしまう

「おっぱいはみんなの夢」
大空翼の「サッカーは俺の夢だ」以来の名言

男子バレーボール部の部室の隣は女子バレーボール部ではなく女子テニス部
壁が異常に薄くすぐに壊れてしまう
生徒を信頼しているわけではないだろうが予算が苦しいのかわりと安上がりに作るものだ
せめて男子と女子で建物を別にするべきだと思うが締め込み姿の女児を見るにつけ福岡の文化なのだろう
女子バレーボール部の隣の隣で間に偶然かもしれないが女子テニス部を挟む所が警戒心が強くよく考えた対応

そういえば綾瀬はるかも大後寿々花も顎しゃくれ気味
納得のキャスティング

実話も原作も実際のところは知らないが結局のところ寺嶋美香子演じた綾瀬はるかがおっぱいを披露することはなかった
残念だが当然
おっぱいは見せなくてもいいからそろそろ年相応の大人になってほしい

戸畑第三中学校に赴任してきた国語教師で男子バレー部の顧問に就任する寺嶋美香子に綾瀬はるか
中学時代の美香子に大後寿々花
バレー経験がある男子バレー部所属の一年生・城良樹(1番)に橘義尋
男子バレー部所属の3年生でキャプテン・平田育夫(2番)に木村遼希
男子バレー部所属の3年生で鼻血よく出す眼鏡デブの江口拓(3番)に恵隆一郎
男子バレー部所属の3年生・楠木靖男(4番)に高橋賢人
男子バレー部所属の3年生でノッポの天パ杉浦健吾(5番)に本庄正季
男子バレー部所属の3年生岩崎耕平(6番)に吉原拓弥
美香子の同僚教師・堀内健次に青木崇孝
かつて実業団のバレーボールの選手だった城良樹の父・城和樹に仲村トオル
強豪校・竜王中学男子バレー部コーチに田口浩正
美香子の中学時代の恩師・原田幸次郎に小林勝也
原田の妻に市毛良枝
戸畑第三中学校の教頭に光石研
男子バレー部の先輩でOBの中井に石田卓也
美香子の元カレ店樋口に福士誠治
平田とは幼馴染で女子バレー部所属の3年生・草間理恵に小島藤子

野川新栄