劇場公開日 2008年11月1日

「儚さが素晴らしい存在の幽霊的動き」その日のまえに ばかたれさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5儚さが素晴らしい存在の幽霊的動き

2011年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

萌える

主演女優が儚い仄かさを醸し出し、動きが幽霊でもない現実世界を どこにでもある風景で見せた。魅せた。

空港のエスカレーターで 帽子を目深にかぶり すれ違ったりすると こっちの魂を抜かれるようで サスペンスに時めく。

自己の細胞をちぎるように社会参加をせざるを得ない現代、理論で話し合い、何を思うか、人の立場になるほどきついことはない。
話し合いのショックは、頭が回転してしまうし、失神し、繰り返し、話を聞きだすことの本気度は妙技。

儚さが素晴らしい存在の幽霊的動き

ばかたれ