劇場公開日 2008年11月1日

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「完全なゆとり映画(笑)」ブタがいた教室 ★かじぃ★さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5完全なゆとり映画(笑)

2014年5月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

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★かじぃ★
★かじぃ★さんのコメント
2014年5月11日

追記ですが、
最後の方に3年生へ飼育の引率の手引きを行った担任の手際の良さは関心させられます。
校長の許可も得て、養育カリキュラムも作成し提出。
ただ、生徒達のセリフ「どうして私たちは育てられないの?」
納得出来ません。
確かにもらう話はありましたが、学校の備品でもありませんし譲渡契約を交わした訳ではありませんから当然まだ購入者である教師の個人的な所有物です。
これをもらえる前提で頭にある子供の強欲さは恐ろしい。
教壇の前で断った以上契約は不成立であり、話は終わっています。
まぁここまでお膳立てをした以上、土壇場で覆されたのですから3年担任が「私では信用できないのか?」と思うのは当然です。
何しろめちゃくちゃしっかりしているので任せて当然のレベルです。
それに対して「ごめん」の一言ってぶっちゃけ映画全編通してこの教師は一体何がやりたいのか?と。
良くそれで社会に出てきたなと。
思いつきで行動する教師。
この映画の中で一番の悪です。
育てられなくなったペットは捨てればいい。
可愛いから育てる。
可愛くないから捨てる。
一番やっちゃいけないストーリーでは無いでしょうか?
こういった内容の話では何が一番いい結末を迎えるのかが難しいとは思います。
だからと言って綺麗、汚いの話で終わって欲しく無かったです。
これでは好きだから食べる、嫌いだから食べないの好き嫌いのレベルの話です。
卒業式の日、親御さんを含め卒業式の後は校庭でバーベキューパーティ♪
卒業式の日が楽しみで途中で抗議すら起こらなかったでしょう(笑)
いきなり食べないとか言われたら暴動が起きていたでしょう(笑)
よくもまぁこんなゆとり教師が給料なんてもらっているなと腹の立つ話でしかありません。
逆に言えば教師なんてこの程度のレベルで就ける仕事なんだと言えますね。

一つの話としては完成だとは思いますが、映画としてのテーマや題材を無視したストーリー展開には全く点数を付けたくない映画です。

★かじぃ★