劇場公開日 2008年11月7日

  • 予告編を見る

「 252!絶対に生きている。あきらめるな!と、邦画の宣伝までしてく...」X-ファイル 真実を求めて kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 252!絶対に生きている。あきらめるな!と、邦画の宣伝までしてく...

2018年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 252!絶対に生きている。あきらめるな!と、邦画の宣伝までしてくれたXファイルの劇場版第2弾。(旧約聖書『箴言』25章2節より)

 TVシリーズの『X-ファイル』は一度も見たことがない。ちょっと前まではスルー態勢だったのに、気が変わったのはコンビニで廉価版DVDを衝動買いしたためだ。なにしろ知っていることといえば、不気味でシンプルな口笛のメロディと超常現象を扱っていることくらいだったのです。これも「映画を見ろ」と知らず知らずのうちにビジョンが送られてきたことが原因かもしれません。

 ファンでも何でもないのですが、序盤にモルダーとスカリーがあんな関係になってるなんて!と驚かされ、互いに“モルダー”、“スカリー”と呼び合ってたことから、またわからなくなってくる。それでも超常現象を信じるモルダーと否定的なスキナーという設定は変わらず、これなら大槻教授とたま出版社長の韮澤氏が主人公でも面白そうだ。と、鑑賞中に二人の顔を思い出そうとしていたら韮澤氏の顔が思い出せず、彼の顔が現首相の顔になってしまいました(大槻教授に攻撃されてひきつってる顔が似ていたりする・・・)。

 終わってみると、「超常現象はビジョンだけ?」と納得できない方も多いのかもしれません。不法臓器移植を扱った、ほとんど普通のサイコ系サスペンス映画の展開で、壮大なVFXなんてほとんどない。しかし、これがホラーファンにとってみれば大満足!現代のフランケンシュタインなどと報道で扱われていましたけど、『死霊のしたたり2』のシリアス版じゃないですか!

 そういや、1970年のあたりって、こうしたグロい映像が結構あったような。ホラー漫画でも人間と犬の首を移植したりするのとかあったし、お茶の間でも『キイハンター』で首だけの男が登場していたし・・・ちょうどベトナム戦争で使われた枯葉剤の影響が問題になってから、こうした映像がなくなってしまったのかもしれませんね。

 そんなこんなで、従来のファンの方よりホラーファンにオススメできる映画でした。モルダー、ピンチ!女の子、ピンチ!と、やはり「生存者あり」と伝えたくなるクライマックス。“しおりちゃんの笛”が欲しくなった・・・

kossy