劇場公開日 2008年12月6日

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「設定&演出が非現実的すぎて超駄作」252 生存者あり くろさんさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5設定&演出が非現実的すぎて超駄作

2021年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

奇怪すぎる演出、設定が満載で、ストーリーに入り込めない。極め付きの奇怪は、ラスト。超大型台風の目が現場上空に移動してきて無風になるわずか18分の間に救出を終える、という大前提がある場面。ところが、この大前提をあっさり破ってしまった。18分経過する前に、予想を反して暴風雨が再来し始めて、救出現場が崩壊・・・ここまでは、自然の流れだった。しかし、次の瞬間。その暴風雨が、何の前触れもなく、すぐに止んで、現場は、ピーカン青空の無風になります。え!!何で???説明など全くなりません。そして、どうして無風にしたのか、すぐに合点がいきます。救助犬が「ここに生存者が」という合図の吠えをして、土を掘り始めます。この演出のためだけに、暴風雨の大前提をかなぐり捨てて、ピーカンの静かな現場に仕立て上げたんです。あり得ない。大前提の設定を・・・ストーリーも、設定も、くそもありません。現場の俳優さん達から反対意見は出なかったのでしょうか?とにかく、才能のかけらもない、主観バリバリのだめ監督ですね。見るだけ損ですよ。

くろさん