劇場公開日 2008年4月5日

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「才能があふれていて100点でした」モンゴル chocolateさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0才能があふれていて100点でした

2008年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

50億円の製作費とロシアの監督、世界各地から集まったスタッフ、そして浅野忠信ほかのキャストの才能が結集している作品に仕上がっている。
チンギス・ハーンの幼名テムジンの9歳からのモンゴル統一までの物語で、子供時代の子役は目に力があり、青年時代を演じた浅野忠信の存在感は赤じゅうたんを歩く資格は十分の演技。妻のボルテも、演じている役にひけを取らぬたくましさをかもし出して見事だった。
草原に映し出す季節感、子供の成長で年月の経過をみせる映像もすばらしい。この映像による補足でストーリーもわかりやすく、理解しやすかった。
ロシア財力とアジアの才能で映画制作するのはWELCOME。「ちかごろハリウッドの映画にあきてきたのよ」ってことなので。

chocolate