蛇にピアスのレビュー・感想・評価
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痛み=生きてる証
今を生き、先を見ず、空っぽ。生きてるけどただそれだけ。だから生を感じるのに痛みを求めんのかね?
愛をくれるアマと、生と死を感じさせてくれるシバとの妙な三角関係。アマよりもシバに惹かれてたけど、アマがいなくなって初めて失ったものの大きさと、自分とアマの恋人と言うにはあまりにも薄い関係だったことに気付く。
でもその恋人を傷つけ、犯し、殺した犯人が今の自分を支えてくれている大切な人かもしれない。アマの時と同様、守ろうとするけど、それは正しいのかね?
生に執着はないくせに死ぬ勇気もなく、酒に溺れて大切な人を蔑ろにし、何かを失うことは怖がる。本当に今時の若者らしいよな。
こういう世界ってあるんだろうな。何かがキッカケとなって気が付いたら...
こういう世界ってあるんだろうな。何かがキッカケとなって気が付いたらこんな世界で生きていることもあるのかな?と思って見ていました。
視覚としてはとても芸術的で、ストーリーも最後まで目が離せず集中して見入ってしまいました。
わたしにとってかなり強烈に印象に残った作品でした。
なんか新鮮な世界
自分には全く共感できないことだらけだが、
見ていて飽きない(たぶん、エロシーンがあるから笑)内容だった。
ところどころ、痛いシーンがあるので、苦手な方は注意が必要だ。
何を伝えたいのかわからないけど、
あの赤髪はシバに殺されたのか、赤髪が殺してしまったヤクザの仲間に殺されてしまったのか…それとも、ルイの妄想?酒飲んでタトゥーいれて、舌に痛いことして、病んでたから
それもありえるんじゃないかって思った。
吉高由里子
まだ新人女優の吉高由里子さんが、蜷川監督に「ほとんど裸の映画なのに、裸を見ないで撮れるんですか?」と言い放ったエピソード。
吉高由里子が有名になってからこの映画を観たが、裸のシーンがあまりに印象的でこの人を観るたびに、この映画を思い出す。
高良健吾×吉高由里子
先にこの2人が共演している、横道世之介を鑑賞していたので、こちらの作品をみて、2人は良い役者さんに成長されたんだなぁと感じました。
吉高由里子さん初主演でこの役は、女優さんとしてのハードルが高いように感じるけれど、どんな役でもやってやろうと思っていそうな心意気を感じる役でしたね。
井浦新さんがすごく素敵なので、この作品の中でもやはり魅力が満載でした。なにより声ね。身体中ピアスと刺青だらけやのにセクシーって、さすがね。裸のシーンもお尻まで美しくて惚れ惚れします。
とりあえず、作品が何を伝えたかったのかが今ひとつ私には理解して、消化できなかったのが残念。
裸を曝け出して、頑張ったであろう吉高さんを思うと、もう少し中身の詰まったストーリーであって欲しかったのだけど(まぁ、私が読み解けなかっただけなんかもやねんけどね)
舌にピアスを開けたり、体に刺青を彫ることは大したことではないけれど、その痛みを感じないと生きてる気がしない、または、その痛みで別の痛みや不安を解消しているのであれば、もうそれはドラッグ中毒と同じだと私は思っています。
そんな中での、アマとの生活はきっとルイにとってどこか不安ではありながらとても暖かいものだったんじゃないかな、、、だから、シバさんとの刺激的なSEXが必要になっちゃったんではないのかなー。
弱いなー、折れちゃいそうになる心をギリギリで保ってる感じがあのボーッとしたうつろな瞳をみていると伝わってきて少し心が痛みました。若い頃に鑑賞してたらもっと感情移入してたな。下手したら私も舌にピアスを開けてみようと思っていたかもなw
高良健吾さんも、見た目パンクの癒し系がそのままな感じで好感がもてたのに。あんな最後になっちゃって、、、かわいそうに。でも、この役ピッタリでしたね。素敵でした。
痛みや快楽というのは人によって感じ方が違うとは思うけど、命までさらってしまうのは違うよね。
またこのメンバーでの作品を見る機会が訪れると嬉しいなと思いました。
観ていて辛かったです。
まったくもって僕には登場人物に共感することはできませんでしたが、こういう若者たちは確かにいるのでしょう。
生きることに意味を見出だせない苦しさは観ていて辛かったです。
映画としてはクオリティは高いのだと思いますが個人的な好みの映画ではありませんでした。でも吉高由里子さんの体当たり演技は素晴らしかったので☆を一個足して三個です。
最高でした
3度目の見返しです。
やっぱ見ていて面白いなぁ
2021/11/05
1度レンタルで見て今回はアマプラから。
身体改造に興味があって小説を読んで映画を観ました。
最後にアマからもらった歯を飲み込むの良かったな
純愛映画
話の舞台や状況から拒否反応を起こし、全然思い入れできない人が多いだろうことはわかるが、本質は純愛映画。登場人物は皆無限に優しい。筋立ても適度なサスペンスがある。吉高由里子の目はやはり印象的。ヌードにならなければ表せないものもあると思う。
肉体改造というのはなんだろうかということは考えさせられるが、わたしにも理解できない。でも冒頭で街の広告に極端なボディービルダーが表示されるのがなんか意味あるかも。
高良健吾は最近になって注目している。この頃から実に多くの作品に出ていることを知った。ケンタや芥川龍之介役で強く印象に残っている。いい俳優さん。
痛みで生きるを感じる
叶えたい夢や、やりたいことがない
なんのために生きてるのか分からない
明るい世界より、暗い世界で生きてたい
ちょうどそういう時にみたので
心に刺さる映画でした。
今ではもう見ることができないであろう
吉高由里子のギャル姿や、激しい濡れ場
といった体当たり演技に圧巻されます。
スプリットタンや刺青やSEXで
身体に激しい痛みを与える姿は
そうすることで心の痛みの比率を
小さくしようとしているようにも見えました。
納得のいくラストというより
考えさせられる感じの終わり方で
ネットで色んな人の解釈の仕方をみて
更にこの映画の深さを感じました。
身体改造することで何かを掴もうとする話
背中に龍と麒麟の刺青を入れスプリットタンにしようとする、痛みに強い19歳のアマ。モヒカン顔面ピアスで喧嘩でチンピラ(藤原竜也)を殺してしまったルイ。痛々しい暴力性を振りかざす彫師のシバ。吉高のファックシーンは沢山出てくるが、特段エロくもないし芸術性がある撮り方でもないので基本的に退屈。つーか、内容スカスカで120分はなげーわ。かつ、ルイのキャラがダサくて全然魅力的に見えないのでルイに関するほとんどのシーンがイライラした。
居酒屋で服脱いで刺青を見せ合うのサイコーにダセぇ。アマの歯を砕いてハイネケンで流し込むルイ。
時代か?
何回目だろう。
久々に鑑賞。
時代なのかなぁ、、いま観るといろんなところがダサイ。
スプリットタンやタトゥーとかね。
若者とは言え、安易にいれすぎて理解不能。
吉高由里子も高良健吾もこの時が一番良いと思う。
危うい感じが自然でとても良い。
ARATA は…ちょっとキモい(笑)
考えさせられます
俳優陣や監督がとても有名なので、
見たいと思っていたのが叶いました。
吉高由里子の大ファンなので、
やはり彼女の演技はとても惹き付けられます。
内容はとても難しかったし、
考えさせられました。
3人とも狂ってて、独特の世界観で。
タトゥーもピアスも無い私ですが、妙に感情移入しました。
なんとも
自分の人生からはかなり遠いような、でも、自分がこの人生だったかもしれなかったかものような...始終くらーい感じで、ザワザワ何かが起こるような気持ちで観てました。主役お三方の魅力ある演技と、主役級の皆様が超脇役で出ている、さすが蜷川幸雄w
痛みと快楽は紙一重
ピアスの穴すら無い私にとっては、痛々しくて見るに耐え難いものがありました。
ピアスやタトゥーが悪い訳ではなく、意味もなく理由もない安易な考えで。
それに激しい描写も多い。
そーゆう役の設定だから仕方ないのだけれど、それ以前にバカばっかりで、最後までいい方向にすら進まない内容。
伝えたい事は違う事なんだろうが、最後まで違和感だけが残る。
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