劇場公開日 2008年12月5日

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「宮崎駿とピクサーの打率は流石だと思います!」ウォーリー モウリさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0宮崎駿とピクサーの打率は流石だと思います!

2008年11月17日

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14日一ツ橋ホールにて試写会。オープニングから15分くらいは無声映画のように進みます。『アイアムレジェンド』のような世界にロボットが1台放り込まれて、700年間孤独に過ごすのですが、ロボットゆえ悲壮感が皆無・・・と思いきや、友達(というよりも、一目惚れの彼女?)が現れ、その彼女とために奮闘するというような話です。
舞台設定も途中から大きく展開、テーマも『宇宙戦艦ヤマト』のような壮大なものになっていきます。人間はほとんど出てきませんが、ロボットだけでここまで可愛らしく、愛嬌たっぷり、表情豊かに描けるピクサーはやはり流石です。CG技術もさることながら、やはり脚本!この脚本家の層の厚さが、アメリカ映画の強みなのかもしれません。主題歌を歌うのが歌う環境活動家ピーター・ガブリエルというのも、なかなか興味深いところです・・・。

モウリ