劇場公開日 2008年3月1日

「プロレスの映画だと思って敬遠していたら損しますよ」ガチ☆ボーイ フリーダさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0プロレスの映画だと思って敬遠していたら損しますよ

2008年3月19日

これは素晴しい〜Y(≧σ≦)Y!!感動しました!!
後半は、涙、涙、我慢出来ませんでしたぁw( ̄O ̄)w
プロレスの映画だと思って敬遠していたら損しますよ。
最後の20分間のプロレスシーンは、スタントマンもCG も無しで、撮影されています。
プロレス技も本格的で、迫力のあるシーンでしたが、涙が止まりませんでした。
2回目だから平気だろうと思っていたのに、涙が溢れて来てしまいました。
隣で息子は号泣しているし、、、(次男はこのホールで「恋空」で号泣していましたが、長男もここで号泣する事になるとは、、、w( ̄▽ ̄;)w

バスの中で告白する五十嵐に向かって泣きながら「その話は5回目、ごめん私は奥寺君が好きなんだ、、、これは2回目、、、」と朝岡麻子(サエコ)が話すシーン。
「自分の記憶に残らなくても、周りの記憶に残そうぜ」と語る奥寺(向井理)のシーン。
ラストの闘いに向けて、涙を誘うシーンが効いています。
でもこの映画は、大半はコメディで、かなり笑わせてくれます。
ラストのプロレスのシーンでも感動させながらも、笑いを盛り込んでいます。
最近は難病で安易に人の死で泣かせる映画が多いのですが、この映画は同じ難病物でも死で泣かせる訳ではありません。
難病という事で、泣かせる部分もありますが、前向きに頑張る姿に泣かされてしまいます。

私「いつから泣いてたの?」
息子「父親が日記を読む辺りは、なんとか我慢してたんだけど、もうその後は無理だった」
私「俺も2回目だから平気だと思ってたんだけど、駄目だった、、、」
息子「判っているから余計に泣いてしまうんじゃない」
私「何回か我慢するんだけど、なんか変だけどデビルドクロのアップで泣いてしまった」
息子「ああ、あそこはヤバいよ」
私「2時間程度の映画で泣くなんて事は、絶対に無いって言ってなかったっけ?」
息子「いや〜、泣いちゃったねぇ、、、」
私「人が死ぬ訳でも無いのにね」
息子「そうなんだよね、だから良いんだよ、今までで一番良い映画だったかも」
私「周りもみんな泣いていたもんね」
息子「トイレの前でお父さんを待っていたら、男の人はみんな涙目だったけど、おばさんとかは泣いてなかったよ」
私「男の方がツボなのかもなぁ」
息子「いや、女の人もほとんどが泣いていたけどね」
私「大学に入ったら、プロレス研究会に入りたくなった?」
息子「いやいや、それは無いよ」

この1年間で100本を超える映画を観て来ましたが、この映画は最高ランクの作品です。
難しい事を考えるよりも「単純に笑えて、そして涙し感動する」そんな映画が大好きです。

フリーダ