劇場公開日 2008年7月12日

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「ゆるい展開とバトルシーンが改善され一つの映画として普通に観られる構成にはなっていた」ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌 Sp!ke-Yさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ゆるい展開とバトルシーンが改善され一つの映画として普通に観られる構成にはなっていた

2008年7月23日

 前回のバカバカしさと豪華俳優の無駄遣い要素は残しつつもゆるい展開とバトルシーンが改善され一つの映画として普通に観られる構成にはなっていたからかなりの進歩だと思ったんだけど...前回やってしまった失敗の修正もちゃっかりとやっている(>_<)

 前作で鬼太郎に両目があるという衝撃のシーンがあったためファンは激怒したらしくクレームが多かったみたい(@_@)だから今回冒頭のシーンで鬼太郎が義眼を入れているシーンがあるんだけどこの映画の中で両目は出ることはない(._.)なんか自然にやってるように見せてあるけど明らかにムリにつけた敵な雰囲気が漂っているし髪の毛ばりを打ったあとスキンヘッドになってしまうというまた勝手に作った変な設定も今回はなくなっているんだけど少し気にしているせいかあまり髪の毛ばりを使うシーンを控えている気もした(>_<)そのかわりにあたりさわりのないちゃんちゃんこが今回はよく使われる☆

 キャラクターも細かい修正がされていてネコ娘は80年代アイドルみたいな感じになってスカートの中から豪快にはみ出していた毛がおさえられていたし前回、極端に出番が少なかったぬりかべが今回は活躍している(>_<)

 ストーリー自体はゲゲゲの鬼太郎らしいと言うべきか「人間を守るか守らないか」「人間は自分と違うものをなぜ拒むのか」という「X-MEN」なんかでもよく描かれている王道パターンなんだけどこの作品自体なに高望みはしていないからこれでもよくやったなと思うよ(>_<)これである程度は満足できるんだから前作がどれだけひどかったか...

 ウエンツも田中麗奈もどうでもいいんだけど大泉洋の演じるねずみ男は本当にはまり役で彼はねずみ男を演じるために生まれてきたんじゃないか??って本当に思うよ(>_<)

 まだまだネタはありあまっているしぬらりひょんも生死不明ということから「3」「4」とこのシリーズなんだか長寿シリーズになりそうで恐いんだけど(@_@)

Sp!ke-Y