劇場公開日 2008年12月19日

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「異星人的★ディザスタームービー PS.地球にやさしく」地球が静止する日 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0異星人的★ディザスタームービー PS.地球にやさしく

2008年12月18日

興奮

知的

冒頭から漂う不穏な雰囲気…クラシカルな映像と相まって、何とも言えない緊迫感が不安を煽りますねぇ…w
程なくして、その不安は見事に的中…何も前振りなく、人類は突然の窮地!ある意味での『死刑宣告』…!
人類は滅亡しますよ―って、そりゃ、びっくりでしょお!!??数十分後にサヨナラなんて…!!!!????クライマックス早すぎませんか??と、思ってたら…う~む、なるほどなるほど、そこじゃあ終わらないw
事態はまたまた一転、宇宙人キアヌさんが、満を持してのドハデ(ある意味w)な登場…ここから、物語は大きく動くわけです…て、これじゃあ、さっぱり意味不明ですねorz詳しくは劇場でw

いやいや、なかなか見応えバッチリの大掛かりCGは、スクリーンで観る価値大いにアリです!予告編であらかた観ちゃった感も否めないんですが…(トレーラーとかスタジアムの崩壊シーンとか…)

そして、個人的に思ったことなんですが、この映画でエコについて考えるきっかけになるのか否か…それは人それぞれだと思います。
劇中でもキアヌが、何故“人類を滅亡しに来た”かという理由としてしか、そのテーマを語っておらず、キアヌが人類滅亡を思い直す理由にも、少しアクセントが足らない気がします。
だけど、押し付けがましい教訓や説教臭さは漂わず、本懐の部分は純粋に娯楽として楽しむ映画なんだな、と思いました。
ローランド・エメリッヒ映画ほど(貶した意味じゃなくw)お手軽感たっぷりの娯楽でもないですけどw

それと、一つ分からない点が…
冒頭の1928年の雪山は、あれどういう意味だったんですかね??キアヌのDNA採取とか、そういう意味ですか??誰か教えて下され!!!!!

ロロ・トマシ