劇場公開日 2009年8月7日

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「続編を見たくなるような映画じゃない」G.I.ジョー ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0続編を見たくなるような映画じゃない

2024年3月27日
PCから投稿

擬似アクション映画

アクションをウリししているようですが、ワイヤーアクションの多用と
動きの不自然なCGが気になりました。
原型が、もう半世紀も前のヒーローものなので、ストーリーが稚拙でもまあしかたない
とは思いますが、もう少し、見応えのあるようにアレンジできなかったんでしょうか。

内容のアラは もう枚挙がない状態ですが、
最近のSFやアニメで出てくる「マイクロマシン」を
プログラム次第で何でも出来る完全な「兵器」を登場させた事で、
ストーリーの破綻が決定的。

エネルギーを自給自足しながら、増殖し、どのような対象にも選択的な攻撃が可能。

そんな兵器ができたのなら、その時点で勝負は結している。
何らかの接触をして敵にマイクロマシンを送り込めさえすればOK。
捕まえられた仲間から接触した敵にウィルス感染よろしくマシンを送り込む、のみ。

刀や 超人的な能力や 秘密兵器や 秘密基地は必要ない。

でも、「愛」に負けるので、万能の兵器ではないのか…。

追記)
折角の見せ場なのに申し訳ないが、空中に飛散したマイクロ兵器が、丸ごと戦闘機に
付着して宇宙空間に運ばれた事が、一番不可解。

ビン棒