劇場公開日 2009年8月7日

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「UFOみたいなやつ」G.I.ジョー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0UFOみたいなやつ

2020年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 兵器産業MARSの社長ジェームズ・マッカラン。ナノマイトという物質を使った究極の兵器を開発したが、NATO隊員が輸送中に何者かに急襲され、ナノマイト弾頭を奪われてしまうという序盤。冒頭ではそのマッカランの先祖の末路が描かれているのですが、先祖代々兵器を作ってたのですね。多分、何度も処刑されてる気がします。

 とにかくCGなどVFXは凄いのですが、ストーリーが陳腐すぎてたまらない。基本的に世界を征服しようとしてるのはマッカランを利用する影の支配者なのですが、ナノマイトを自分のとこで作ってんだから、面倒くさいことしなくていいのに・・・などと感じてしまった。その他、ツッコミどころ満載のキャラとストーリー。絵を重視しすぎてるためか、人物が薄っぺらすぎて何も心に訴えてこないのです。まぁ、世界は悪の兵器産業とG.I.ジョー及び軍、政治家だけで成り立ってるのでしょう。一般人の扱いは軽く、パリでの大乱闘で何人死んでるのかわかりません・・・

 パリでのパワードスーツをまとったG.I.ジョーのアクションシーンと白黒忍者対決だけは印象に残るのですが、他はさっぱり残らないと思います。

kossy