劇場公開日 2013年8月30日

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「主役をそのままストレートに表現したかった?」マン・オブ・スティール 白髪のおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0主役をそのままストレートに表現したかった?

2013年9月4日
PCから投稿

単純

興奮

プロデューサーが、バットマンのノーランです、これは外せんと思い観に行きました。
なんと、内容はドラゴンボールの実写版でしょうか。
悟空対べジータでしょうか、丁度息子と観ていた場面を思い出します。
うーむ何を基準としてこの内容のしたのか・・・・

スーパーマンは、やはりさんさんと輝く日の光の下で堂々と戦う戦士。
だからでしょう、あくまで明るく、将来に希望を持たせます。
育った環境が・・・いやいや育ての親が素晴らしい。
身を呈して息子に教えます。
「正義に使おうが、悪に使おうがお前が決めろ。」
「使わない勇気を持て。」
「人間は弱い、だから・・・・」
あの力を目の前にして、なかなか言えません。
俗物である私なんか、自分の利益の為に息子の力を使おうとするでしょう。
徹頭徹尾独立した心根を持ったこの父親像が本作品の主眼ではないでしょうか。

でも・・・ふらふらした心根を持つ私には、ダメです。
もっと悩み、爆発し、悔恨を見せる、スーパーマンにして欲しかった。
ダメですね、私のような正義と悪の境界線をどちらに行くでも無く、ふらふらしているおっさんは・・・元気な男の子を持つ家族向けとして良いでしょう。

白髪のおっちゃん