劇場公開日 2010年1月29日

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「生と死を繋ぐファンタジー」ラブリーボーン AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5生と死を繋ぐファンタジー

2010年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

原作通り,犯人探しではなく人間ドラマがメイン。

スージーの喜び,戸惑い,恐怖,怒り,嘆き,嬉しさ。

様々な感情を伝えるエモーショナルで,
スピリチュアルなファンタジー。

波打つ気持ちの変化に共感し,
救いのラストに安堵。

切ない愛のドラマに引き込まれた。

家族の葛藤が,やや薄いものの,
それを補って余りあるのが,
スージーを演じたシアーシャ・ローナン。

彼女の純粋無垢な眼差しと,
素直に守るべきと感じる存在感が,
今作最大の成功要因。

「つぐない」以上に素晴らしかった。

AKIRA