劇場公開日 2017年11月23日

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「出来の悪いDC版『アベンジャーズ』」ジャスティス・リーグ ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0出来の悪いDC版『アベンジャーズ』

2017年11月26日
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中途半端な作品。監督が途中でザック・スナイダーからジョス・ウェドン(『アベンジャーズ』監督)に変わったこともありまとまりを欠いた歪なバランスの作品になってしまった。それこそ出来の悪いDC版『アベンジャーズ』と言い切っていいだろう。DCにもロキがいたらなあ…

楽しいのはヒーロー同士の仲良し感。特にフラッシュの役割が美味しい。この辺は完全にジョス・ウェドンの功績だろうな。対照的に敵のステッペンウルフは本当にどうでもいいキャラクター。ヒーロー集結のための駒にされただけ

しかしまずタイトルバックがダサ過ぎてびっくりした。スーパーマン亡き後の世界の感じがよく伝わってこんし歌も変やし。デヴィッド・ボウイとプリンスに並んで悼まれるスーパーマンというのがよくわからん。「地球に落ちてきた男」つながりということなんだろうか?

ダニー・エルフマンのバットマンのテーマが流れたらしいんやけど聴き取れんかったな。ジョン・ウィリアムズのスーパーマンのテーマはちょっとだけ聴き取れたけど音小さ過ぎ。これ音響編集に問題あるんじゃない?

まあ色々文句はあるけど次が本番ということだろうな『ジャスティス・リーグ』は。まあ期待せずに待とう。結局DCEUは『マン・オブ・スティール』だけ面白かったよ

ヒートこけし