「予想はできたが、思わず涙」テラビシアにかける橋 αさんの映画レビュー(感想・評価)
予想はできたが、思わず涙
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95分という上映時間も含め、こじんまりとしてはいますが、細かい伏線や人物関係もちゃんと整理されて最後に結びつき、全体的にとても丁寧に作っている感じでいいですね。
一応、ファンタジーというジャンルに分類はされていますけれども、かなり現実寄りな話で、空想世界が単なる少年少女の“逃げ場”になっているわけではなく、現実もしっかりと描けていて好印象でした。美術館に行く前日、雨の中で別れたシーンで、「ああ、きっとこれが女の子との最後の別れになるんだなぁ…」って予想はつきましたけど、でも悲しくて思わず涙。
「テラビシアにかける橋」というタイトルが最後にちゃんと効果を出していて、それもまた良かったです。
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