劇場公開日 2008年1月19日

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「ビーンによる、ビーンのための映画。」Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! マロピさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ビーンによる、ビーンのための映画。

2008年1月22日

笑える

楽しい

興奮

久しぶりのスクリーンでのビーン。
今回は、喋らない。
テレビシリーズのビーンそのままといった感じ。
それが良かった。
ビーンは喋る必要なし。観てるだけで面白いんだから。
作り手はそれを前回の映画で学習したようで、功を奏した感あり。

カンヌという味付けを加えて、一人悦に入る映像作家をおちょくるシークエンスも良い。
やはり、こういう毒もなくては、面白くない(笑)。
ちょっとした登場人物たちも、次々にビーンワールドに加わり、なんだかビーンのロードムービーのよう。
しかし、それぞれのキャラが立っていたので邪魔にはならないし、面白い。

バラバラに見えた登場人物の破片がまとまっていく笑いのパズル的な構成も良かったと思う。

時間もちょうど良い。

マロピ