ミストのレビュー・感想・評価
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マジか
↑見終わった後の率直な感想
後味悪いとは聞いていたがここまでとは。
もう一回見たいかと言われたら首を捻ってしまうなぁ
常に勇敢な姿勢を見せていた主人公の行動全否定。
「お前のやった事全部ハズレ!笑」って感じの印象
たしかに主人公が何かしようとしたら誰かしら死んだもんね
序盤に子供を守るべく霧に包まれて帰った母が助けのトラック(?)に乗って主人公を見るシーンは皮肉的っていうか主人公哀れ...って感じだった。スーパーに残った人達も助かったんだろうな。見落としかもしれないが一流弁護士達はどうなったんだー?最後のシーンに写ってたか?汗
主人公が最後ウオオー!って叫ぶところは自分も一緒に叫びましたとさ。DVD鑑賞万歳。
エンディングをどう解釈すべきなのか…?
謎の霧に覆われた街を舞台に、襲いくる怪物の恐怖と極限状態に置かれた人間の心理を描き出すサスペンス・ホラー。
監督/脚本/製作は『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』でお馴染みのフランク・ダラボン。
原作は『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』等、ダラボン監督と度々仕事を共にしている、小説家スティーブン・キング。
初見ではありますが、エンディングが胸糞悪いということは知っていました。なるほど…このEDは確かに酷い…
フランク・ダラボンのキャリアはホラー映画から始まっているため、ある意味では原点回帰とも言える作品。
しかし、彼のホラー映画作品の中でも後味の悪さは間違いなくNO.1。
主人公デヴィッドは頼りになる男だが、何処か独善的な人物として描かれている。
狂信者であり人々を煽動するミセス・カーモディと対になるようで、実は相似な存在として描かれているのではないでしょうか。
民衆を煽り特定の行動を起こさせるという点で2人は共通しており、カーモディは死に、デヴィッドは付き従うもの全てを失いました。
極限状態に陥った時、信仰により自らの考えを放棄することの愚かさ。
また、独善的な価値観で行動することの破滅。その2点がこの映画におけるテーマなのでは?と考えましたが、正直よくわからない…
胸糞悪いEDなので非常に印象に残りますが、このオチはやはり気分が良いものではないです。
とはいえ、霧の中から襲ってくる怪物という恐怖演出は、ベタとはいえやはり恐怖心を煽ってくるものがあり、ハラハラして映画を楽しむことが出来ます。
全体的に嫌な気持ちになることが多い映画ですが、ミセス・カーモディの死亡シーンには、全ての観客がスカッとさせられたことでしょう。オリーさんかっこいいー!
映画史に残るEDは良くも悪くも観る価値ありです。
余談ですが、社会現象となったドラマ『ウォーキング・デッド』のメインキャストが何人も登場しています。
『TWD』の企画者は本作の監督であるフランク・ダラボンであり、この作品とテーマや状況がかなり似ているような気がします。
『TWD』のプロトタイプだと思って鑑賞してみると面白いかも。
主演のトーマス・ジェーンは「ドーリームキャッチャー」も出たのでステ...
主演のトーマス・ジェーンは「ドーリームキャッチャー」も出たのでスティーヴン・キング原作映画の主演は2作目。霧の中のモンスターが人を襲ってくる、それだけ。ストーリーは超シンプル。
太い毛はえてる蜘蛛みたいなのとか、人間が嫌う虫ベスト10か選んだような造形が怖い。
パニック系ではよくあるやつだけど人間が一番怖い、人間が人間を裁くみたいのがおぞましい感じで描かれている。
アローヘッド計画という軍の科学実験で異次元に開いた穴からモンスター入ってきちゃった、みたいのが概要。早まってしまった、みたいな終わり方で、原作本とはラストが異なる。
悪魔的脚本
個人評価:4.0
ただのB級パニック映画と思いきや、なんという意地悪な脚本。
虫達や触手の描写は安っぽいが、最後の霧から現れる怪物は迫力があり、ラストに繋がる説得力のある演出であった。
さすがショーシャンクの空にを撮った監督。ただのパニック映画では終わらなかった。
ラストシーン
思い出しても後味の悪さが残る。これは最悪。こういう世の中になっても諦めないで最後まで何とか生きようと思う。ウォーキングデッドメンバーがたくさん出てるのがおもしろい。
皆さんのレビューの意味がよくわかりました
皆さんのレビューを見て「そんなに胸糞悪いの?どんな映画なんだ。」と不思議になってレンタルしました。
長文失礼します。
うーん、正直すごく悲しいというか私の語彙力では表現出来ない悔しさみたいなものがありました。
もし脱出する時に主人公が銃を持って行かなければ…、もしスーパー(コンビニ?)に残っていれば…、もし4人を殺さずもう少し待っていれば…、少しの選択の違いで変わっていたかもしれないのにと思うようなラストでした。
皆さんが''胸糞悪い''と言っていた理由がわかった気がします。
それからその''胸糞悪い''が良い意味でなのか、悪い意味でなのかはそれぞれの捉え方によって違うと思います。
私は良い意味の''胸糞悪い''だったので☆4。
霧の奥は沈黙のみ
勝手にスティーヴン・キング特集その25!
いよいよネタが尽きてきたが、これ含めてあと3本書かせていただきます。
今回は賛否両論のラストが物議を呼んだホラー『ミスト』をレビュー。
ネタばれ無しで書くのはたぶん不可能なので、特集初のネタバレ指定。
あと、いつも以上の長文レビューです。スミマセン。
原作は1985年発表の短編集『骸骨乗務員』に収められた中篇『霧』。
(文春文庫から今年『ミスト 短編傑作選』の名で再発行されてます)。
映画版の物語はおおまかに原作通りだが、新たな登場人物や
主人公とアマンダの関係の一部省略などの差異がある。
だがやはり最大の差異は、結末。微かな希望を残して終わる
原作に対し、映画版は原作の結末のその先を描いた形になる。
もうレビューを投稿されなくなってしまわれて久しいのだが、
77さんという実に素敵なレビューを書く方がおられて、その方は
この映画を「色々考えたけど一周回って駄作」と評しておられた。
僕自身は今回4.5という判定を付けさせてもらったわけだが……
あの極めて不愉快なラストをどう受け止めるかは人によって大きく
異なると思うので、駄作と評される方がいるのもやむなし。
いや正直言うと、自分自身も本作の結末が是なのか否なのかと
未だに考えあぐねているくらいだ(そこが-0.5判定分)。
...
本作には奇をてらったカメラワークなどは登場しないし、
主人公デヴィッドの周りからカメラが離れることも少ない。
終盤以外は、音楽らしい音楽もほとんど無く進む。
主人公の周囲の状況を淡々と綴っていくだけの語り口だが、
そのせいか、じりじりと事態が悪化していくにつれて
重苦しくなっていく店内の雰囲気がリアルに伝わってくる。
まず直感的に恐ろしいのは、霧の中に棲む怪物たち。
悪意ある怪物というより、単に人間を捕食できるサイズに
成長した生物という感じで、獲物を捕食するためだけに
もぞもぞと動き続けている感じが非常に気色悪い。
ぎょろりとした目玉はどことなく滑稽にも見えるが、
あの虻(あぶ)などの生理的嫌悪感には思わず顔が引きつるし、
最後に登場する山のように巨大なモンスターがゆっくりと
闊歩する姿は神々しくすらあり、人の世の終わりを
信じさせるだけの圧倒的な存在感を放っていた。
だが、その怪物たち以上に恐ろしく陰湿なのは、
極限状態に置かれ追い詰められた人間たちの狂気だ。
最初はパニックによって見知らぬ人間や元々
仲の悪い相手に攻撃的になる程度の変化だったが、
あのミセス・カーモディの登場ですべてがおかしくなる。
霧は神がもたらした世界の終末であると信じ、人々に恐怖と
服従を刷り込み、挙げ句は贖罪と称して生贄を求め始める。
ミセス・カーモディくらいに不快な悪役というのも
なかなかお目にかかれないのではないか。
次々と人が死んでいく中で彼女だけは生き生きとしている。
彼女は自分が必要とされているという快感に酔っているのだ。だから、
彼女はきっと、最後に自分が死ぬことは勘定に入れていなかったろう。
絶望した人々が都合よく解釈された「神」という手っ取り早い
救済に飛びつき、教祖に祀り上げられた人間がその権力に酔う、
あれこそカルト宗教のモデルケースであり、救われたいという
必死の心がねじ曲げられる様だ。心底ゾッとさせられる。
だが、それらの恐怖や悪意のなかでどうにか我が子や仲間を救おうと
必死に闘ったデヴィッドに対し、訪れる結末のあの無慈悲さ――
...
あのラストについて書く前に、ひとつ良いだろうか。
物語を語るタイプの映画というのはたいていの場合、
一種の安全圏といえると自分は考えている。
回答のない無数の選択を迫られる現実世界と違い、
物語内で提示されるものにはすべて意味と役割がある。
そして選択の先には、良かれ悪かれ論理的回答が用意されている。
スクリーンを隔てた先に見えるものだけで事柄が完結するのである。
不確実性だらけの現実から隔絶された、精神的安全圏としての『物語』。
だが、わざわざ「たいてい」と書いたのは、
それを是としない物語が世の中には存在するからだ。
この映画は間違いなくそれで、しかも少しの情け容赦も無い。
安全だと信じていたスクリーンという虚構の窓を突如ぶち破り、
鋳鉄製のハンマーを観客の頭に叩き込んでくるような物語なのだ。
...
あの銃を使うのをもっと躊躇すればよかったのか。
あの銃をそもそも拾わなければよかったのか。
あの道とは逆へと車を進めればよかったのか。
あの店にあと5分長く留まるべきだったのか。
あの狂信者の群れに従えばよかったのか。
いったいどうすれば、あの悲劇を避けられたのか。
結末の後で頭をよぎる無数の選択。
答えは無い。
信者たちはまもなく鳥の群れに喰われたかもしれない。
あの状況で銃を拾わない選択肢などもなかったろう。
最後に登場した母親とともに店を出ていたとしても、
それで主人公たちが助かった保証もない。
起こったことは起こったことでしかない。
だからといってこの物語は、起こった悲劇に対し
「過去を悔やむな」と励ましてさえもくれない。
救いを求めても、返ってくるのは無慈悲な沈黙のみである。
生きる上で、楽な選択など無い。最良の選択も無い。
どれだけまっとうな人間であり続けようと願っても、
どれだけ大切なものを守ろうと必死に努力をしても、
時に世界は、その良心と努力の両方に平然と唾を吐き捨ててくる。
この物語からは、そんな見たくも知りたくもない現実の残忍さが
ずるりとこちら側に浸食してきたような不快感と不安感を覚える。
「世界は残酷だ」なんてもう一千回は聞いてきた言葉だが……
それでもあの結末が、フィクションを超えた重みを伴って
心に圧し掛かってくるのは、そんな理由ではと考えている。
...
キングの別作品『グリーン・マイル』にて、
ある殺人事件の残忍さを書いた後でこんな一節がある。
それを引き起こしているのは神にほかならない。
そしてわたしたち人間が、「わたしには理解できません」
といったところで、神はこう答えるだけだ――「知ったことか」
『ミスト』はフィクションという形を取りながら、現実の
無慈悲さを最大限の力で刻み付ける、負の傑作だと思う。
あの父親はそれでも生きられるだろうか?
人間の良識を信じて生き続けられるだろうか?
そして、あれがもしも自分自身なら?
歳を重ねる中で自分の中の本評価も揺れ動くかもしれないが、
それでもこの映画が心を離れることは決してないだろう。
厭な映画である。
<了> ※2018.11初投稿
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余談1:
監督のフランク・ダラボンは『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』でも
キング原作映画化も成功させており、キング自身からの信頼はかなり厚いようだ。
本作に関してもキングは原作の映画化権を1ドルで売ったそうな。1ドルて。
キングは本作のラストが痛く気に入ったらしく、「原作もこう締めるべきだった」
と言ったとか。すみません、先生……僕は原作通りの方が……。
余談2:
原作は傑作ホラーゲーム『サイレントヒル』の元ネタのひとつ
としても知られている。ゲーム内にはキングの別名義にちなんだ
『バックマン・ロード』という通りが登場したりもします。
ミセス・カーモディみたいなヤバいおばさんも登場します。
カーモディさんが好きなら是非プレイしてみてね。(やだ)
説明不足だけど悪くはない
後味の悪さを売りにしたかったのかもしれないけど、「間が悪いなーw」くらいにしか思わなかった。
あと、「なんで異次元生物が蜘蛛や蝿みたいなビジュアルしてんだよ?」「異次元生物は火に弱いの?」とかいろいろ気になるところがあった。
ただ、最後まで見ちゃったからそれなりに面白かったんだと思う。
ネタバレ???
ツッコミどころとかどうでもいいんだよ。
この映画の言いたいことわかんねぇのかよ。
そりゃ、バイオハザードみたいな科学ホラー?
だったらあの霧がなんだったかとか大事なんだよ?、
それがわかんないから最高の胸糞になるんでしょ。
不完全燃焼
ホラーという括りで探しておススメされてたから見たけれど、ホラー的なムードはあまりない。
「エイリアン」シリーズみたいな感じ。
なんていうやつでしょう。SF+スリル?
途中、宗教家みたいな人が弱った大衆巻き込んで騒ぎ始めた所は、良かった。ハッタリ言ったもん勝ち、みたいな社会を感じた。全体的に話は面白い。けれど映像作品としては歩みが遅くて中だるみを感じてしまった。
前情報なにも無しで見たので、ラストはさすがにマジかー、と暗くなったが、
そんなことよりも、軍の実験とか異次元の扉が〜とかが全然ぼんやりしてて、え?そんなトコで終わるの?と。なんか、ずいぶん長く感じてしまう、そんな作品でした。
結局は人が怖い
最初は、B級パニック映画かと思った。急に出現したモンスターから身を守るためにコンビニに立てこもった人たち。
そこでしばらく安全を得ると、派閥や宗教、リーダーが出てくる。そこで生まれる小さな社会。差別や偏見。外に出て行かされる人たち。
最後は主人公たちが、車という更に小さな密室に乗り込んで、コンビニを出ていき、先走って思い悩んだ挙句に悲劇に見舞われる。
視界という情報をなくしたパニック状態が続くと、怖いのは結局は人間ということを思い知らされる。ヒューマンホラー。
怪物は窓硝子が割れない
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:60点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
変な生き物の作り物感がすごくておもちゃにしか見えず、まるで80年代の映画みたいで恐怖感がない。図体ばかりでかいのに窓硝子1枚破れず人間たちに食料品店を安全地帯として残してしまっている未知の怪物たちには、迫力不足だからもっと鍛えて出直して来いと言いたい。これならば凶暴な熊が襲ってきたほうがまだ怖い。
軍人らしき者もいるのに登場人物でまともな指導力を発揮するものがいなくて、状況を分析しようとか人々をまとめようとする者もいなくて、登場人物の魅力が薄かった。あっさりと混乱して集団発狂するのも、現代ではなくまるで中世のようだった。
そんなわけで観ていて画像の品質の低さと人物の魅力のなさと怪物の迫力の無さにすっかり飽きていた。得にあの宗教おばちゃんには人を苛立たせる効果しかなく不快感しか残らない。
車で脱出してからようやく盛り上がった。どこまでも続く霧の中で不安に包まれる彼らに、大地を踏み鳴らして真上を通過する巨大な怪物が圧倒的な絶望感を与えてくる。哀しく神秘的な聖歌のような音楽が霧の中に響くのが雰囲気を作り出していた。最後の15分くらいだけは良かったのだが、それまでがつまらなくてもうその頃には観る気力が萎えていた。
これならば脱出してからの話にもっと時間をふったほうが良かったのではないか。結局怪物たちのことはそうたいした問題でも無くて、危機における人間の混乱と統制とか生きる努力が主題だったように思う。でもその割りに構成が良くない。
最悪
私は
「後味の悪い映画」
というワードで検索して、
DVDで初めて見たという記憶がある。
初見殺しといっても良いようなオチで、
こんな終わり方をしていいのか!?
と、エンドロールが終わった後に、
何かまだ展開するのではと思ってしまった。
今改めてみてみると、
未知の生物の触手はしょぼいし、
「君は馬鹿なのか?」
と思うところもあるが、
やはり初見の印象が全てだと思うので、
最も衝撃を受けたという意味で評価5とした。
最悪のハッピーエンド
霧の中に何かいる-----。。
謎に襲われる人々を描いたSFパニックホラーにして予想外のラストを迎える胸糞作品(褒め言葉)
初見時にこれほど衝撃を受けたラストの作品はなかった笑。
初回の鑑賞が超大事な作品なので出来ればこのレビューは読まないでいただきたい。
なので久しぶりにネタバレマークつけとく笑。
まず典型的なSFホラー展開で進みつつも、宗教女ミセスカーモディにより扇動されていく人間が増えていく中で、本当に怖いのは謎の生き物よりも人間たちの方ではないのかという疑問が徐々に膨らんでいく構成が秀逸。
また謎の生物が最後まで謎なのが良い。
ウンタラカンタラ計画の話もあったけどその謎にはあまり深く言及せずに、為す術なく逃げ惑う人間たちを描いたどこまでも続く絶望展開が容赦ない。
そして終始人々を煽り続けるカーモディに対する尋常じゃないフラストレーションがやばい笑。
しかしそのカーモディの扇動が最高潮に達したクライマックス手前でライフルをぶっ放したトビージョーンズ演じるオリーが最高に気持ちがいい!
事態が全く好転してないのにハッピーエンドすら感じさせる!
だがその2分後に殺られるオリー!容赦ない!笑
そいであのラスト。
2時間近く続いた絶望感×50倍くらいの絶望感笑。
あのワンシーンで秒でいろんなことを示唆する表現力すごいなぁ。
何が起きたのか全部わかるもんねアレで。
センスが詰め込まれた秀逸なラストシーンですね。
ちなみに初見時の衝撃と興奮がとてつもなかった為、当時は傑作だと思ってた。
しかし2回目の鑑賞してしまうと当たり前のことだが、展開が分かっているので他の粗が目に付くようになってしまった笑。
最初の方で倉庫で襲ってくる触手ってこんな微妙なクオリティのCGだったけかな?笑とか最後車内で心中するときビリーに殺すのにもうちょいドラマ感なかったけ?とか笑。
んで最終的な評価として午後のロードショーでやってたら当たり枠って評価で落ち着いた笑。
なので1回観るだけの方がいいかもしれない笑。
ラストのおかげで全てのシーンの印象が無意識に底上げされていた気がする笑。
2014年11月21日(金)1回目
2017年10月21日(土)2回目
ラストは悲しすぎる・・・
この映画は、観る人によって評価がとても大きく分かれますね。
でも、私は嫌いじゃないです。
最後はとても悲しい結末でしたが、そう思わせたストーリー構成を高く評価したいと思います。
あかんやろ
得体の知れない恐怖と閉塞感の中、人々が理性を失い暴徒化していく様を描いています。そこの辺りは "Blindness"を少し思い出しました。怪物は"Alien"っぽいのもいました。
ただ、そこで喧嘩するか?みたいなシーンが目障りで、有名な俳優を沢山起用している割には、何となく雑な気がしました。
勇敢で賢明なおばあちゃん先生が良かった(^^)。
最大級の怪物に、言葉を失う一行の姿も良かった。
でもあの終わり方は虚しくなる(^^;)。
他人や自分の命の終焉を決めるのは人間ではない、という強烈なメッセージと受け取ることにします。
ただのパニック映画ではない…
この映画の感想は本当に様々だと思います。
最初はただ霧の中にいる得体の知れない怪物に、
怯える様を見せつける感じかなと、
思いきや!!!
全然違いましたね。
私は、これは見えない怪物怖いとか思うより、
パニックに陥った時の人間の様子が最も怖い!
って思う映画だと思います。
外は霧にまみれ、何が起こっているのか、
助けは来るのかという不安と恐怖が、密室空間にいる人々を混乱させ、宗教おばさんの扇動に乗っかっていく様が恐ろしい恐ろしい笑
人間って醜く、恐ろしい生き物ですね…
都市や社会が機能しないと簡単に暴徒化してしまう。だから、政治や宗教があることに妙に納得させられました。
最後の最後まで見入ってしまいました。オチが読めない!!!というのもこの映画の魅力のひとつですね
そしてそして!
後味の悪さは今まで見てきた映画でもダントツかと笑
大事件を当事者目線で観させられる
状況が把握できない集団がどうなるかを描いた話。
インプット(情報)が少ない中アウトプット(外に逃げたり戦ったり)して、その結果こうなります(襲われる、血、死体・・・)という流れ。
さらにどん詰まりになってからの人々の凶行・・・。
作り手が感じたもらいたいだろうことがバッチリ体感できました。
人間の恐ろしさ…
酷評のものが多いが、個人的には非常に面白く感じた。
死と隣合わせなのに助かる手立てがほぼ無い、という状況で人間たちの駆け引きがホラー。
さらに、犠牲が増える中で”カストロ”おばちゃんがどんどんカルト的信徒を増やしていく様が怖すぎる。
人間という生物、本能と理性が混在し、それがさらにグチャグチャになっていく……
逃げ出してからの展開が実に衝撃的。
自分だけ死に切れなかった絶望に、あと少しでみんな助かったのにという絶望が重なって、さらなる絶望に…
まさにバッドエンド中のバッドエンド…
怪物のホラーと人間のホラーの相乗効果からの大どんでん返し。ストーリー構成に唸らされた。
全102件中、41~60件目を表示