劇場公開日 2008年2月1日

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「演出良し、演技良し、ストーリー良し、もう最高!」アメリカン・ギャングスター 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5演出良し、演技良し、ストーリー良し、もう最高!

2012年9月6日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

リドリー・スコット×デンゼル・ワシントン×ラッセル・クロウ
もうこの面子だけで大興奮!
ジャンルが骨太な犯罪ドラマ(しかも実話)なのだから、さらに大興奮!

デンゼル・ワシントン演じる麻薬王とラッセル・クロウ演じるFBI捜査官の攻防劇。
デンゼル・ワシントンが、麻薬王でありながら良きファミリーマンである一方、ヒヤリとさせる一面も見せ、メリハリのついた演技はさすが。
ラッセル・クロウも、決してクリーンではないが正義感溢れる熱血FBI捜査官を熱演。
この2人、最後の最後まで顔合わせシーンは無いハズなのに、ずっとがっぷり四に組んで顔合わせしている感覚を覚えた。

リドリー・スコットの、臨場感たっぷり、2時間半の長さを感じさせないグイグイ魅せる演出は、巨匠の名に恥じない。
本当に素晴らしい監督だ。

なのにアカデミー賞では無視された。
エエッ何でーーーッ!?
前年に「ディパーテッド」があったからかなぁ…。「ディパーテッド」より好きなんだけどなぁ…。

アカデミー賞では残念であっても、本作が面白い映画である事には異論は無いハズ!
力強い演出、名優2人の演技合戦、興奮のストーリー…何て贅沢な映画!

近大