ビキニマシン

解説

ジェームズ・ハートフォードの小説を、エルウッド・ウルマンとロバート・カウフマンが脚色、「パームスプリングの週末」のノーマン・タウログが監督したセックス・コメディ。撮影はサム・リーヴィット、音楽はアル・シムスが担当した。出演はヴィンセント・プライス、フランキー・アヴァロン、ドゥエイン・ヒックマンほか。製作はジェームズ・H・ニコルソンとサミュエル・Z・アーコフ。

1965年製作/アメリカ
原題:Dr.Galdfoot and Bikini Machine

ストーリー

ゴールドフット博士(ヴィンセント・プライス)は悪人だが驚くべき発明の才があり、実験室でビキニ美人のロボット製造にはげんでいた。中でも傑作はダイアン(スーザン・ハート)で、博士は彼女をプレイボーイのトッド(ドゥエイン・ヒックマン)のもとに送った。博士の悩みの種は、彼が製造した実験助手イゴールで、彼はビキニ美人製造機をいじりまわして、ビキニ美人のかわりに皮ジャケットを着た柔道の名手をつくったりする。一方、歴戦のプレイボーイ、トッドもダイアンのような美人には弱く、結婚することになった。しかし、かねてよりダイアンに夢中だった秘密情報局員クレイグ(フランキー・アヴァロン)は、情報局司令官ペブニーから、ビキニロボット使用の陰謀が行なわれているとの知らせを受け、調査にのり出した。クレイグはトッドにわけを話し、彼の協力を得てゴールドフット博士の隠れ家をさがしあてた。しかし2人は博士とイゴールのひどい拷問をうけた。やっとのことで危機を脱れ、博士とイゴールを倒して、司令官がさしまわしてくれた飛行機に乗りこんだ。ところが2人のパイロットは博士とイゴールであり、そしてにっこりと微笑みかけてきたスチュワーデスはダイアンにそっくりであった。

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