シドニー・ポワチエ 一発大逆転

劇場公開日:

解説

自分たちのロッジ新築の資金集めのために活躍する、2人の愉快なコンビを主人公にしたアクション喜劇。製作はメルビル・タッカー、監督・主演はシドニー・ポワチエ、脚本はリチャード・ウェスリー、原作はティモシー・マーチ、撮影はドナルド・M・モーガン、音楽はカーティス・メイフィールド、編集はペンブローク・J・ヘリングがそれぞれ担当。出演はポワチエの他に、ビル・コスビー、オシー・デービス、カルヴィン・ロックハート、ジョン・エイモス、デニス・ニコラス、リー・チェンバリン、メル・スチュアート、ジュリアス・ハリスなど。

1975年製作/アメリカ
原題:Let's Do it Again
配給:ワーナー映画
劇場公開日:1976年10月16日

ストーリー

クライド・ウィリアムズ(シドニー・ポワチエ)はアトランタの牛乳屋、ビリー・フォスター(ビル・コスビー)は工員である。2人は「ザ・サンズ・アンド・ドーターズ・オブ・チャカ」という古びたロッジの中心メンバーなのだが、このロッジでは新しいミーティング・ホールを建設するために5万ドル必要としていた。そこでビリーは、クランドに、ちょっとしたインチキを楽しみながら、新ホール建設の資金を調達しよう、と持ちかけた。2人は資金1万8千ドルを持ち、クライドの妻ディー・ディー(リー・チェンバリン)、ビリーの妻ベス(デニス・ニコラス)を伴なって、ニューオリンズへ向かった。クライドは不思議な能力を持っていて、ビリーとその能力を、ボクシングの試合で利用することを思いついた。いかにも弱そうなファーンスワースに魔力を授けて勝たし、大金を儲けたのだ。しかも、カンサス・シティ・マック(ジョン・エンモス)とビギー・スモール(カルヴィン・ロックハート)という暴力団ギャンブラーを相手にしたのだ。6週間後。新築されたロッジの新ビルが完成し、会長のエルダー・ジョン(オシー・デービス)が披露式を行った。その時、マックが現われ、クライドとビリーに、もう1度ファーンスワースに魔力を与えてストリート・ブラックと試合をさせ、その試合直前に魔力を解くように脅迫した。マックはブラックに賭けて大儲けしようというのだ。2人は再びそれぞれの妻を連れて、ニューオリンズに乗り込んだ。そして、妻たちを使ってマックの裏をかき、今度も大儲けしてしまうのだった。

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映画レビュー

4.0カーチスの音楽と当時の特徴的な素敵なコスチュームの数々を楽しめる人なら十分満足できるでしょう

2024年5月6日
Androidアプリから投稿

「一発大逆転」
1975年の映画
シドニーボアチエ監督&主演
この映画では、彼は教育のある立派な黒人役ではありません
アトランタで早朝から働く牛乳配達員です
彼なりのイメージチェンジの試みだったと思います

ソウルミュージックファンならマスト
なぜならカーチス・メイフイールドが音楽を担当しているからです

OSTのアルバムを持ってる人は相当のマニアですね
ジャケットのボクサーのイラストが本作の役者に良く似て描かれていると感激します

映画自体は大したこと無いです
アトランタのとある教会の移転に必要な大金をニュオーリンズで弱いボクサーに催眠術をかけて掛けボクシングで一発逆転しようというお話
首尾良くいったのですが、ニュオーリンズからギャングの胴元が…というもの
まあテレビムービー程度、星3つがいいことです
それでも、カーチスの音楽で星ひとつオマケで星4つです

これもまたブラックスプロイテーションの流れの作品です
それ以上の作品では有りません
ギャングの親分役のジョン・エイモスが一番強い印象を残しています

しかしカーチスの音楽と当時の特徴的な素敵なコスチュームの数々を楽しめる人なら十分満足できるでしょう

新宿3丁目のエレベーターの無い雑居ビルの4階にカーチスという音楽バーがあります
コロナ禍の前にいったきりなのでひさびさに飲みに行きたくなりました

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