劇場公開日 2005年4月2日

「この映画のどこが好きなのか、20年越しで分かった気がしました」コーヒー&シガレッツ ほりもぐさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0この映画のどこが好きなのか、20年越しで分かった気がしました

2024年4月30日
PCから投稿

どのエピソードも後に残る人物が、ふと素の表情を見せるところがオチとして効いています。

そして、教訓めいたものは全くないのですが、一様に感じることがありました。

それは「人と気まずくても、噛み合わなくても、別にいいじゃん」ということ。

誰かのご機嫌をとったり、なんだかんだ気を遣わなくても…いや、気を遣ってトンチンカンなことになっても、べつにそれでいいじゃないか…そんな気持ちになるのです。

ジム・ジャームッシュ作品には、いつもそのような世界が繰り広げられていて、どことなくピントのズレた会話に安心感がもらえます。

そこが好きなところなのかな、と今回気づきました。

映画の中ではコーヒーがどうもまずそうに見えて仕方ないのですが、泥水みたいなコーヒーでも飲みたくなるので、鑑賞前にご用意を忘れずに…。

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ほりもぐ