劇場公開日 1963年11月2日

ハッドのレビュー・感想・評価

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3.5クソ野郎ハッド。実の父からも疎まれるクソっぷり。話が流れ、その原因...

2024年4月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

クソ野郎ハッド。実の父からも疎まれるクソっぷり。話が流れ、その原因や更生が描かれると思いきや、最後までクソ野郎を貫き通してしまった。
なんたる異色作。それゆえ本作に嫌悪感を感じる人がいるかもしれない。でもポール・ニューマンが演じているからか、なんか魅力的に見えてしまうから不思議。

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はむひろみ

3.5寂れる西部の牧場を舞台にした人間模様

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

テキサスで牧場を経営するバノン家の次男ハッドを主人公に、父と子の確執、家畜伝染病口蹄疫に侵される不運、家政婦アルマとのすれ違い、甥ロンの離反など、人生の歯車が狂う男の虚しさを描いた西部劇。広大な土地を石油会社に売るエピソードでは、ジェームズ・ディーンの「ジャイアンツ」の時代と変わらないテキサスの姿がある。アカデミー賞ではパトリシア・ニールが主演女優賞、父役のメルヴィン・ダグラスが助演男優賞を得ている。主演のポール・ニューマンとロン役のブランドン・デ・ワイルドが悪いわけではない。飲酒運転の事故で兄を死なせたこと以外に父の信頼を失っていたハッドの内面描写が弱く、結局は一人ぼっちになる自業自得の役柄の曖昧さが、ニューマンに最良の演技をさせていないし、女と酒に溺れる自分勝手なハッドの役柄も、映画の最初からニューマンの個性と噛み合っていない。ワイルドは「シェーン」の名演とは比較できないが、叔父を慕いながらも反発していく年頃の少年の繊細さは表現している。見所は、待ちわび過ぎて耐え切れなくなる女の気怠さを抑えた色気で魅せるニールの演技と、空気が沈んだようなテキサスの景色を捉えたジェームズ・ウォン・ハウのキャメラ。
演劇の趣向が優先のマーティン・リットの演出は手堅く、ストーリーの流れが冗長な脚本が勿体ない出来。

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Gustav

3.5開拓史の終焉

2019年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(ブランドン・デ・ワイルド)には両親はおらず、お祖父ちゃんと叔父(ポール・ニューマン)、家政婦と暮らしていた。
プラプラしている叔父は主人公のあこがれだった。
牧場の牛が口蹄疫にかかり・・・。
主人公の人生がアメリカの歴史のようで、最後にホッとする。
シェーン、カム・バックと叫んだ少年も大きくなった。

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いやよセブン