劇場公開日 2003年3月29日

「ダサカッコイイ」リベリオン ▼・ᴥ・▼ Leo★/Rさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ダサカッコイイ

2022年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

感情を持つことが政府によって禁止された世界で、
体制側のエリートだった主人公に感情が芽生え、
反乱を企てるようになる様を独特の格闘描写で描いた近未来SFアクション。

■ディストピアあるある
先日観た【ギヴァー記憶を注ぐ者〜】に似た設定で、ぁぁ~この手の映画は
最後人間らしさを取り戻して終わるパターンね。って先読みできちゃいましたw

■マトリックスを彷彿させる銃捌き。
表情ひとつ変えずに敵をバンバンと撃ち
独特のロボットのような動きで的確に銃殺。
うん。この感じ・・この動きはマトリックス。
銃を用いた架空の戦闘術『ガン₌カタ』が凄くダサカッコイイので必見ですw

■犬好きは共感
バーニーズ・マウンテン・ドッグの仔犬が出てきます。
主人公はこの仔犬を殺さないといけない立場なのですが・・・。
このシーンで主人公に感情が芽生えてしまいます。
個人的にはめっちゃ見入ってしまう。
仔犬に触れた時・・何かが心に湧き上がる表情変わっていく様は共感できるよね♡

■監督が劇中に3回登場している
監督であり脚本家のカート・ウィマーは劇中に3回登場しています。
・1回目は、オープニングで感情違反者たちを取り締まる特殊捜査官であるグラマトン・クラリックが、ガン=カタの戦闘術を披露している所に混ざって登場しています。
・2回目は、プレストンが妻が逮捕された時のことを回想するシーンで、彼に逮捕をほのめかす政府の役人の声をウィマーが演じています。
・3回目の登場は、反乱者達が集う倉庫を捜査官達が襲撃し、反乱者の一人が柱に投げつけられるシーンです。ウィマーはそこで、顔を両手で覆って情けない感じで身を守っている人物を演じています。

ストーリーは、まぁまぁ・・・少々中だるみ有り。
アクションはマトリックスの劣化版みたいな感じだけどダサカッコイイので必見w

Leo★/R