「ジョージ・ラフトの個性」ボレロ(1934) jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジョージ・ラフトの個性

2021年11月14日
Androidアプリから投稿

ストーリーは大したことなくて
ただ ジョージ・ラフトの踊りを見る為だけの映画

モデルはいるらしく 第一次世界大戦前は
アメリカ人ダンサーの憧れはパリだったのね

暗黒街に友人が沢山いるみたいなラフトだが
ダンスの才能はあったらしい
アステアとは全く違う
夜のホール専門のダンサーの魅力

いやらしさはないけど
密着感とか粘着感みたいなのがあって
ちょっと危険な雰囲気とダンスの上手さで
モテたらしいのがわかる

ラストは盛り上がるが
ロングショットは超人気カップルによるものらしい
ちょっとがっかり、でも彼等の力は大きかった
(ロンバートはあまり踊れないみたいだし)

アネット役のサリー・ランドは
本物のバーレスクダンサーで
有名なダチョウの羽根を使ったファンダンスを見せている
当時は色々物議を醸したみたいだが
今見ると のどかで面白い

jarinkochie